【漫画】新しいねこが我が家に…違和感に耐えられない先住ねこの憂鬱な生活に「全てが愛おしい」と反響
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、『くろもちゃんの憂鬱』をピックアップ。 【漫画】新しく飼ったねこと先住ねこを対面させる緊張の瞬間…読者から「いま、まさにこれ」と共感の声 「愛猫との日常漫画」をXで毎週月・水・金曜日に配信している、作者のIn.S_そーいさんが8月26日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、5000件を超える「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、作者・In.S_そーいさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。 ■新しいねこが我が家に来たことに気付き、異変を訴える先住ねこの話 この家の真のあるじの先住ねこ・くろもちゃんは少し前からこの家が何かおかしいと思っている。何故か入れない部屋があり、中から変なニオイもする…。 新しくおしおちゃんが来てから3日が経った。おしおちゃんは耳ダニがいるので、くろもちゃんにうつらないように2週間ほど隔離されていた。くろもちゃんはその異変に気付き飼い主に訴えるも、会わせられないため抱きしめられるしかなかった。 異変が気になるのかくろもちゃんは大好きなにゃ~るも食べない。くろもちゃんの憂鬱が始まる。翌朝からご飯も食べず、夜まで2階から降りてこない…。心配していたところに降りてきて、必死にマタタビを舐め始めた。飼い主は夫婦2人でくろもちゃんにラブ・アタックすることに。「かわいい」「世界一」となでなですると、くろもちゃんは機嫌を治してくれた。 翌日もご機嫌そうなくろもちゃん。ごはんもしっかり食べていた。時々ラブ・タイムを設けることでくろもちゃんの機嫌が治るとが判明。その一方で、いつも2階で寝るくろもちゃんがずっとリビングにいるようになってしまい、隔離部屋に行きづらくなった。おしおちゃんにお薬をうつのは2人がかりでないとうまくできない…。急いで隔離部屋に行くことにした。 隔離部屋に移動し、お世話しようとすると隣の部屋から鳴き声が。なんと、くろもちゃんの激甘えん坊モードが発動してしまった。こうして、おしおちゃんとくろもちゃんの間を行き来する日々が続き、17日が経った。ついにくろもちゃん、おしおちゃんご対面の日が来た。果たして2匹は仲良くなれるのだろうか――。 くろもちゃんの甘えん坊な一面がよくわかるかわいらしい日常漫画に「全てが愛おしくてたまらない」「かわいい」と反響。ねこちゃんたちの気持ちが表現されている描写には、「飼い主だからこそ読み取れる猫の気持ちがリアル」「いま、まさにこれ」とそのリアルさも話題になっている。 ■かわいいねこちゃんたちの癒しの毎日を描く…作者・In.S_そーいさんにインタビュー ――『くろもちゃんの憂鬱』およびねこちゃんたちをテーマとした作品の創作のきっかけをお教えください。 ねこちゃんたちとの日々で起きた可愛い!面白い!愛おしい!という気持ちを誰かと共有したかったのと、そういった出来事を忘れないように描き残したいと思ったからです。 ――In.S_そーい様が『くろもちゃんの憂鬱』の中で特に見てほしいシーンや、これってネコあるあるでは?と思うシーンはございますか。 新しいねこちゃんを迎え入れる時のドキドキ感やわくわく感、それと同じくらい感じるハラハラ感なんかも楽しんでいただけたらと思います。 ネコあるあるとしては、元気すぎる子猫に振り回される先住ねこの姿はあるあるでは?と思います。 ――くろもちゃん、ぽんずくん、おしおちゃんとたくさんのねこちゃんが登場しますが、デザインのこだわりやそれぞれのお好きなエピソード等がございましたらお教えください。 基本的にはゆるっと、もちっとしたシルエットでねこちゃんの魅力を少しでも表現できたら…と思いながらそれぞれ描いています。 おしおちゃんが来てすぐの頃のくろもちゃんの不安そうな様子やおしおちゃんの目の前でヨシヨシすると勝ち誇ったような顔をする様子なんかが小さい子供のようでとても可愛いなと感じました。 ぽんずくんはくろもちゃんのことが大好きで、食いしん坊なのにくろもちゃんにおやつを取られてもくろもちゃんをペロペロ舐めてあげるくらい優しい子でした。 おしおちゃんは人間に対してはとっても甘えん坊でおとなしい性格なのに、くろもちゃんに対してはとても交戦的で、そのギャップに驚きつつも、小さな体でくろもちゃんに果敢に挑んでいく姿がとても微笑ましかったです。 ――ずばり、ネコちゃんへの想いをお教えください。 愛!です。 ――今後の展望や目標をお教えください。 変わらずねこちゃんたちの可愛くて楽しくて時々ハラハラする愛おしい日常を描いて行けたらと思います。またエッセイ以外の創作漫画にも挑戦してみたいです! ――最後に作品を楽しみにしている読者の方やフォロワーの皆さんへメッセージをお願いいたします。 読んでいただいて共感いただいたり、ご感想をいただくことで日々漫画を描く活力をいただいてます。いつも見ていただいて本当にありがとうございます!