西岡良仁「大事には至らず安心」痙攣での途中棄権から2日経過し状態明かす<全米オープン>
全米オープン
男子テニスで世界ランク53位の西岡良仁は28日にX(旧ツイッター)を更新。26日に行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)シングルス1回戦で全身の痙攣により途中棄権したが2日経った今回「大事には至らず安心しました」と状態を明かした。 【シナー、ジョコビッチ、アルカラスら 全米OP組合せ】 28歳の西岡は7年連続10度目の出場となった全米オープンの1回戦で世界ランク54位のM・キツマノビッチ(セルビア)と対戦。互いに2セットずつ獲得し試合はファイナルセットに突入する。 そしてファイナルセットの第2ゲーム途中から左足のもも裏付近を伸ばす仕草を繰り返した西岡。その後は左手や股関節付近も痙攣しているような症状をみせるとコート脇に倒れ込む事態に。その後、全米オープンのメディカルチームや日本代表ナショナルチームのメディカルもコートに入り治療を行うもプレーは続けられずファイナルセット第2ゲーム途中で棄権となった。スコアは西岡からみて6-7 (2-7), 6-2, 7-5, 5-7, 0-1、試合時間は3時間31分。 試合直後にはSNSを更新しており「沢山の応援ありがとうございました。ご心配をおかけ致しました。4セット目の3-3あたりから既に痙攣を感じており、5-4のサーブは既に痙攣しておりました。ファイナル0-1では足よりも腰が痙攣して立てなくなりそのまま足も痙攣をしました。そのまま肩甲骨や両腰、脇腹、太腿を繰り返し痙攣を起こしており、途中呼吸困難になりましたが、チームのサポートを借りながら車椅子に乗せてもらい(タンカを頼んだが来なかった)痙攣をしたまま運んで貰いました」と投稿。 続けて「約1時間ほど痙攣が止まらずでしたが何とか今は治りました。各部位がかなり痛くなっておりダブルスはスキップして日本に戻る予定です。とても辛い終わり方で、試合も勝てそうだったのが残念ですがこのアメリカシーズンはランキングも上がり自信になる瞬間も多かったので引き続きアジアシーズンも頑張って行きます。まずはデ杯で皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています」とつづった。 そして同試合から2日が経過した今回SNSを更新した西岡は現在の状態について次のように明かしている。 「試合を終えて2日程経ちましたが、身体中が痛くて、特に痙攣が酷かった腰と肩甲骨周りが痛いですが休めば治りそうですので大事には至らず安心しました。約1ヶ月半の遠征の疲労をデ杯までに取り切りたいと思います」 なお、西岡は今後、来月14日と15日に行われる国別対抗戦デビスカップワールドグループ1部「日本vsコロンビア」への出場を予定している。
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