小浜で正月の伝統行事「舟祝い」漁船にお供え物をして…豊漁と海の安全を祈願「可能な限り続けたい」
小浜市内の漁港で、正月の伝統行事「舟祝い」が1日行われ、漁師たちが今年1年の豊漁と海の安全を願いました。 舟祝いは、小浜市の犬熊集落に伝わる正月の伝統行事で、1日朝は、地元の漁師が松を飾ったそれぞれの漁船に乗り込むと、鏡餅や米それに出世魚のハマチなどを供えて、今年1年の豊漁と海の安全を願いました。 このあと、住民らに向けて菓子や縁起物の餅などが勢いよく撒かれました。 ■参加した子ども 「楽しかった」 ■参加した人は 「家族全員1年元気で過ごせたらいいなと思う」 ■犬熊区長 上丞誠一さん 「可能な限り伝統行事でもあるので続けていけたらなと思っている」 1日は、集落の12世帯の住民や帰省中の家族らおよそ50人が集まり、賑やかに新年を祝っていました。