中日ドラゴンズ・田中幹也(C)産経新聞社

4月19日～21日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。

東京ヤクルトスワローズ vs 横浜DeNAベイスターズ

最下位のヤクルトと4位タイのDeNAが対戦。 ヤクルトの注目はオスナ。開幕から好調をキープしている助っ人は、ここまで16試合で打率.328、3本塁打、12打点をマーク。打率はリーグ3位、本塁打、打点は同トップタイの成績だ。18日の中日戦では広いバンテリンドームナゴヤでソロと満塁弾を放つなど勢いに乗っている。 4連敗中のDeNAは、主砲の牧秀悟に注目だ。ここまで16試合で打率.292、1本塁打、2打点と本来のパフォーマンスを発揮できていないが、17日の広島戦で待望の1号弾が飛び出し、さらに猛打賞を記録した。ヤクルトとの3連戦では勝負所での一本に期待したい。

阪神タイガース vs 中日ドラゴンズ

3位の阪神と首位の中日が対戦。 引き分けを挟んで3連勝中の阪神は、森下翔太に注目。ここまで18試合で打率.217ながら、3本塁打はリーグトップタイ、11打点は同2位と勝負強さを見せている。さらにここ3試合で2安打、1安打、2安打と調子も上がってきており、この3連戦での活躍に期待がかかる。 一方の中日は、2年目の田中幹也に注目だ。ここまで17試合で打率.226、6打点と打撃面では課題を残すものの、勝負所でのしぶとい働きや、広大な守備範囲と卓越した守備力で2番・二塁に定着。首位を走るチームの快進撃を支えている。「#タナ神キヤ」の活躍に注目だ。

広島東洋カープ vs 読売ジャイアンツ

4位タイの広島と2位の巨人が対戦。 2連勝中の広島は、ベテランの秋山翔吾に注目。ここまで15試合で打率.255は本来の出来とは言えないが、現在4試合連続安打中、直近2試合連続で2安打を放つなど調子を上げてきた。このままリードオフマンに定着し、上位浮上へと導きたい。 2連敗中の巨人の注目は、主砲の岡本和真。ここまで17試合で打率.333、3本塁打、12打点は堂々のリーグ三冠だ。阪神との3連戦では12打数1安打に封じ込められたが、19日に対戦する九里亜蓮からは1週間前に本塁打を放っており、調子を取り戻すきっかけとしたい。