スーパーフライ級王者・ビクトリア弓月が真白優希を「“雪見だいふく”に見えてしかたない。食ってやる!」と挑発も会見は摩訶不思議ワールドに
女子プロレス団体・マリーゴールドのスーパーフライ級王座戦が1月19日後楽園ホール大会で迫る中、王者ビクトリア弓月と挑戦者真白優希が記者会見に臨み、それぞれの意気込みを語った。 【動画】記者会見で”雪見だいふく”を食べだす真白と弓月 アイスリボンのチャンピオンとして挑戦する真白は、初対戦となる弓月への尊敬と闘志をあらわにし、弓月も初防衛戦への自信を揺るがせることなく、舌戦を繰り広げた。 真白は「ビクトリア弓月選手はマリーゴールドの中で一番気になる選手でした。試合映像や会場で見て、空中殺法に優れ、運動神経が抜群の選手で対戦してみたいという気持ちがどんどん膨らんでいきました」と対戦の動機を明かした。そして、「私とファイトスタイルは真反対ですが、これはチャンスだと思っております。私の摩訶不思議な“真白ワールド”にビクトリア弓月を引きずり込んでやりたいと思います。」と力強く語り、自身もベルトを持っているだけに「2冠チャンピオンになる」と挑戦への自信を見せた。 これに対し、王者の弓月は「ベルトを獲ったら、マリーゴールドの選手だけじゃなく、他団体の選手とも対戦をしてベルトの価値をどんどん上げていきたいと思っていたので、アイスリボンのチャンピオンである真白優希さんが初防衛戦の相手ですごく嬉しく思います」と述べた。 そして「ベルト創設時から狙っていたこのベルトを翔月なつみさんから3度目の正直でようやく勝ち取ったから簡単に手放すつもりはありません」と断言。「ランブル(1月3日)に優勝した勢いで獲れるベルトじゃないんですよ。真白さんが挑戦表明をするのは自由ですが、そう簡単に落とすわけにはいかない」と王者としてのプライドを見せた。 また、弓月は真白に対して「挑戦表明してきてからあなたの試合を見ていたら“雪見だいふく”に見えてしかたない。真っ白でモチモチで可愛いくて」と冗談を交えながら試合への意気込みを語った。 さらに「だから雪見だいふくを買ってきたんですよ。ぜひ食べてください」と渡すと真白は「なんで私の分身が雪見だいふくってわかったんですか?」と言いつつ食べ、弓月も食べるという会見が摩訶不思議ワールドへいざわれていった。 真白は「お前も1月19日に雪見だいふくみたいに食べてやるから覚悟しておけよ」、すると弓月も「こっちのセリフだよ。お前こそ雪見だいふくみたいに食ってやるから覚悟しとけよ」とお互いに引かない姿勢となった。 最後に弓月は「私は初めての防衛戦、必ず守り抜いて、私の防衛ロードを皆さんにお見せしたいと思います」と語った。 試合に向けた会見は終始熱気に満ち、時にユーモアを交えながらも、お互いの実力とプライドがぶつかり合う場となった。真白が“真白ワールド”で王者弓月を引きずり下ろすのか、それとも弓月がこのベルトを守り抜き、さらなる高みへと導くのか。1月19日、スーパーフライ級の未来を占う重要な一戦が後楽園ホール大会で行われる。 New Years Golden Garden 2025 日時:1月19日(日)開始11:30AM 会場:後楽園ホール ◆スーパーフライ級選手権試合 〈王者〉ビクトリア弓月 vs 〈挑戦者〉真白優希 ※ビクトリア弓月は初防衛戦。
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