26日朝、日本航空がサイバー攻撃を受け、システムに不具合が生じた影響で関西の空港でも国内線と国際線に影響が出ています。 伊丹空港から中継です。 【関西テレビ 樋口諒記者】「こちら日本航空のチケットの変更カウンターです。午前中から取材していますが、現在14時ごろは少し落ち着いてきた印象です。職員の方にお話を聞くと、チケットを変更するお客さんを優先的に案内していているということです。 電光掲示板にはさきほど、午後1時30分発の便までは『システム障害による遅れ』と表示されていましたが、現在この表示はなくなっていて、伊丹空港に特に混乱は見られていません」 日本航空によると、午前7時24分からサイバー攻撃が行われ、システム不具合が発生したということです。 午前9時前には、障害の原因となっているルーターを一時的に遮断し、システムの復旧状況を確認しているということです。 この影響で日本航空の伊丹と羽田を結ぶ6便に遅れが出ています。 また、26日出発する国内線・国際線の便のチケットは販売を停止するということですが、すでに発券されたチケットについては、そのまま利用できるということです」 （Q.システム障害を知ったとき） 【東京へ帰る人】「何それ？みたいな」「未定で出ちゃってるんで、何時に帰れるか分からない。18時から友達とご飯食べる予定があるんで、やべ～みたいな」 【北海道へ行く人】「次乗れないと行けないので、乗りたい」「悲しい」 【山形へ行く人】「今のところ（遅延など）書いてないから大丈夫なのかなって。最悪だめなら新幹線みたいな話も出てて、どうにか乗れるといいな」 【関西テレビ 樋口諒記者】「日本航空によると復旧のめどは立っておらず、私のスマホで日本航空のアプリにログインしてみると、『システムエラーが発生』と出て、ログインができない状況です。 伊丹空港では、現在、欠航は出ておらず遅れのみとなっています。 また、今回のサイバー攻撃について日本航空は原因を調査中としていますが、捜査関係者によると、警視庁は日本航空から『大量のデータを送り付けてサーバーに負荷をかける“DDoS（ディードス）攻撃”を受けたようだ』と相談を受けているということです」 （関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ！」2024年12月26日放送）