五輪を盛り上げよう フランス伝統料理の「オリンピック給食」登場 埼玉県本庄市
食べてパリ五輪・パラリンピックを盛り上げよう──。埼玉県本庄市の五つの小学校で16日、開催国のフランスにちなんだ「オリンピック給食」が登場。同国の伝統料理をうれしそうに味わった。 【画像】「オリンピック給食」を頬張る児童 正午前、本庄東小の教室にソフトフランスパン、ベーコンや隣町の上里町産キャベツなどが入った「ジュリエンヌ・スープ」、白インゲンマメや鶏肉などをトマトソースで煮込んだ豆料理「カスレ」が運ばれてきた。ジュリエンヌとは野菜などの千切りを指す。 献立を考えたのは、同市と上里町の給食を作る本庄上里学校給食センターの栄養教諭、黒岩実里さん(28)。「五輪をきっかけに、なじみのないフランス料理にも興味を持ってほしい」と試行錯誤をしてきた。 6年1組の坂上大悟さん(12)は「(カスレの)ソースがトロトロでおいしい」と目を丸くし、「日本の選手たちも食べるのかな」。児童らは「フランスも日本も応援する」と口々に語っていた。
日本農業新聞