御殿場・時之栖のイルミネーション 日本夜景遺産に認定 歴史的価値など評価
御殿場市の時之栖が展開する冬のイルミネーション「ひかりのすみか」が、日本夜景遺産に認定された。ひかりのすみかは優れたイルミネーションを表彰するインターナショナルイルミネーションアワードでも受賞を果たし、全国的な知名度や評価が高まっている。 民間組織の日本夜景遺産事務局により選ばれた。今季で23回目の開催で、目玉の一つ「光のトンネル」は業界で元祖的な存在とされる。歴史的価値や毎年新たな演出を盛り込む挑戦心が評価された。市内での認定は御殿場桜まつりの夜桜ライトアップに次ぐ2例目。 イルミネーションアワードは昨年度に全国千カ所以上で開かれた企画を対象に、ストーリー性や技術力をアーティストら専門家が評価した。噴水レーザーショーがテクノロジー部門で優秀賞に輝き、イルミネーションイベント部門優秀技術賞で3位に選ばれた。 今季のひかりのすみかは、来年3月9日まで。
静岡新聞社