買収提案「真摯に対応」 フジテック社長が説明
エレベーター大手フジテックの原田政佳社長(62)は20日、東京都で記者説明会を開き、外資ファンドから受けたとされる買収提案について「内容が真摯であれば、われわれも真摯に対応するという姿勢を持っている」と述べ、慎重に見極める考えを示した。原田氏が公の場で説明するのは初めて。 原田氏はあらゆる提案を受ける機会があるとし「公正に検討する目的で、社外取締役のみで構成する独立委員会で鋭意検討を進めている」と話した。 英紙フィナンシャル・タイムズが10月、フジテックが複数の投資ファンドと売却の検討をしていると報道した。