しゃぶ葉、ファンと共創した「ラムしゃぶ×海老香るアヒージョだし」食べてきました
しゃぶ葉(すかいらーくレストランツ)は、海老香るアヒージョだしで楽しむ「ラムしゃぶフェア」を11月21日から2025年1月中旬まで展開する。 【画像】海老香るアヒージョだしとラムしゃぶ 好評のラムしゃぶが復活するのに加えて、しゃぶ葉のファンコミュニティ「おやさい学校 しゃぶしゃ部」から“ラム肉に合うおだし”のテーマで募集し、メンバー投票を経て社内試作・検討の結果誕生した「海老香るアヒージョだし」が登場。 ■ しゃぶ葉 海老香るアヒージョだしで楽しむ「ラムしゃぶフェア」 期間:2024年11月21日~2025年1月中旬 □ラムしゃぶ コース 価格: ・平日ランチ[大人]2859円、[60歳以上]大人価格の330円引き、[小学生]1099円、[幼児]無料 ・平日ディナー[大人]3409円、[60歳以上]大人価格の330円引き、[小学生]1099円、[幼児]無料 ・土日祝は上記価格より+220円(一部都心店は+330円) 開発するうえで苦労した点について、すかいらーくホールディングス マーケティング本部 調理部長の釼持之雄氏によると、オイルであるアヒージョを「しゃぶしゃぶだし」という液体で再現するのに、程よいオイリー感とにんにくの香ばしい香りを表現するのに苦戦したという。 アヒージョの具材を食べ終えた後、最後に残る味や香りが凝縮されたオイルに着目し、オリーブ・にんにく・海老の香りが香ばしく混じり合っている味わいを最大限引き出す方向性で試行錯誤した結果、できあがったのが「海老香るアヒージョだし」だ。 釼持氏は「開発に苦労したが、(ファンコミュニティの)お客様からの要望ということもあり、使命感でやり切った。勉強になった」とコメント。 記者も試食したが、だしなのにオイルが感じられ、鼻から海老やにんにくの香りがが抜けていく、ラムと合う洋風な味わい。たれBARでは、ラム肉を楽しむための「ジンギスカンだれ」や、アヒージョだしをスパイシーに味変できる「スパイスチップ」が用意されている。 また、デザートコーナーの常設メニューに「クレープ生地」が仲間入りした。ホイップやトッピング、ホイップ×プリン、ホイップ×ワッフルなど食後のデザートとして楽しめるほか、豚しゃぶを挟んで食事系クレープとしてもアレンジ自在。 ■ ファンと共創してできあがった新だし「海老香るアヒージョだし」 すかいらーくホールディングス マーケティング本部 和食開発グループ ディレクターの岡田智子氏は、ファンコミュニティ「おやさい学校 しゃぶしゃ部」について、しゃぶ葉公式Xアカウント(@syabuyou_PR)で、しゃぶ葉が好き、しゃぶ葉をより盛り上げていきたい思いがある入部希望者を募集し、入部届(アンケート)を提出したのち、入部審査に合格した人のみが参加可能となっていると説明。 コミュニティのなかでだしの新開発プロジェクトを実施するのは、今回が3回目となり、第1弾は「濃厚博多豚骨だし」、第2弾は「花藻塩のねぎ塩だし」を展開。第2弾については、5月に「牛たん食べ放題」と合わせて発売し人気だった「レモンハーブだし」に対抗して開発した結果、だし選択数は約1.6倍と反響を得た。 第3弾の「海老香るアヒージョだし」は“ラム肉に合うおだし”のテーマのもと募集。寄せられたアイデアTOP3は「アヒージョだし」「ジンギスカンだし」「カレー系だし」で、味噌風味や羊肉爐(ヤンロールー)なども挙がったという。 集まったアイデア・投票結果をもとに社内で検討を重ねてできた「海老香るアヒージョだし」をしゃぶしゃぶ部員に試食してもらったところ、「野菜がパクパク食べられる」「ラムの独特なにおいがアヒージョで軽減されて合う」「茹でた中華麺をスパイスチップやブラックペッパーで味を調えて、ペペロンチーノ風にするのが美味しい」といった声が寄せられたという。 しゃぶしゃぶ部員がしゃぶ葉を好きな理由で一番多いのが、野菜がしっかり摂れることだと岡田氏。また、平日ランチは時間無制限で提供していることから、主婦層に人気で、しゃぶしゃぶだけでなく、ドリンクバー、食後のデザートまで楽しめることが好評という。 さらに最近では、1人で楽しむ“おひとりさましゃぶしゃぶ”も増えてきているとのこと。自分のペースで好き放題さまざまなアレンジでしゃぶしゃぶを堪能できるのが魅力だと語った。
グルメ Watch,編集部:濱野紗妃