ペイント内で圧倒的な存在感を見せた京都精華学園のユサフボランレ［写真］＝佐々木啓次

　8月7日、照葉積水ハウスアリーナで「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）」の女子準々決勝が行われ、準決勝に進出するベスト4が決まった。 　2年連続でインターハイとウインターカップを連覇している“女王”京都精華学園（京都府）は、前半からハイペースに得点を重ね、聖和学園（宮城県）に94－76で勝利。ユサフボランレ アイシャットが43得点26リバウンドとペイント内で無双し、夏の全国3連覇へ、また一歩前進した。 　そんな京都精華学園への挑戦権を手にしたのは昭和学院（千葉県）。準々決勝では鵬学園（石川県）と終盤までもつれる接戦となったが、U17日本代表にも選出されていた石井杏奈、山下笑伶奈ら、先発出場した4人が2桁得点をマークし、9年ぶりのベスト4入りを果たした。 　もう一方の準決勝は、開催地枠で出場している東海大学付属福岡と、3年ぶりの4強となった岐阜女子（岐阜県）の顔合わせ。東海大福岡は得点源の根間芙奈と浜口ゆずがフル出場し、慶誠（熊本県）との準々決勝に勝利。ベスト4の中では唯一の“地元”九州勢となった。 　7日に行われた女子準々決勝4試合の結果と、8日に予定されている準決勝2試合の組み合わせは以下のとおり。

■8月7日の試合結果

＜女子準々決勝＞ 京都精華学園 94－76 聖和学園 鵬学園 80－82 昭和学院 慶誠 58－66 東海大学付属福岡 四日市メリノール学院 59－79 岐阜女子

■8月8日の試合予定

＜女子準決勝＞ 第1試合：京都精華学園 vs 昭和学院 第2試合：東海大学付属福岡 vs 岐阜女子 ※第1試合は10時00分開始予定