岸田前首相、地元で会費2万円の政治資金パーティーに出席 裏金事件「引き続き反省する」
自民党広島県連は10日、広島市中区のホテルで政治資金パーティー「広島政経文化懇談会」を開いた。 【画像】政治資金パーティーであいさつする岸田前首相ら 平口洋会長(広島2区)は党員や支援者を前に、与党が過半数を割り込んだ10月の衆院選の結果を「本当に申し訳ない」と謝罪した。来年夏の参院選で反転攻勢を期す考えを示した。 岸田文雄前首相(広島1区)も衆院選に触れ「心からおわび申し上げる。政治とカネの問題を引き続き反省する」と述べ、信頼回復の取り組みを進めると訴えた。 会費は2万円で、約千人が参加した。裏金事件を受け、県内では政治資金パーティーの開催を自粛している党国会議員もいる。党県連は「透明性を持たせて開催し、政治とカネの問題が起こらないようにする」としている。
中国新聞社