ダイセキ 24年3~8月期 産廃処理事業伸び最高益 廃液処理など顧客開拓が奏功 通期は減収減益予想
産業廃棄物処理事業を手掛けるダイセキ(本社名古屋市)が1日発表した2025年2月期中間(24年3~8月)連結決算は、純利益が前年同期比2・0%増の48億円で、過去最高を更新した。連結売上高の約6割を占めるダイセキ単体の売上高と利益が過去最高だった。工場廃液を中心とした産廃処理事業などで新規顧客を獲得。大型タンク洗浄工事を手掛ける子会社の収益増などが全体の利益を押し上げた。通期は、前期に子会社が計上した大口土壌処理案件の反動などを見込み、減収減益を予想する。