“世界地図”から外された！閉会式のステージで南半球の島国が存在せず「オーストラリアの隣の海は空白だった」地元メディア嘆き
パリ五輪の閉会式が現地時間8月11日（日本時間12日）に行われ、17日間に渡って行われた熱戦は華やかに幕を閉じた。 【画像】ドラマ相次ぐパリ五輪の「悲喜こもごも」を厳選フォトでチェック！ 陸上競技が実施されたスタッド・ド・フランスでの閉会式は、米国俳優のトム・クルーズがスタジアム上空からワイヤーアクションで地上に降り立つパフォーマンスや、次の開催国であるロサンゼルスのビーチでレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ビリー・アイリッシュ、スヌープ・ドッグらのスターが音楽ライブの映像を通して会場を盛り上げた。 一方で、フランスの歴史的遺産にちなんだ「ゴールデンボイジャー」が降り立った“世界地図”に見立てたステージについて、海外メディアがあることに目をつけた。 ニュージーランドのメディア『1news』は、「オリンピックの閉会式で、ニュージーランドは世界地図から外された」と伝えている。 同メディアは「スタジアムの照明が消えると、輝く抽象的な世界の輪郭がスタッド・ド・フランスを照らした」と紹介し、「地図には世界の多くの国が描かれていたが、オーストラリアの隣の海は空白だった」と指摘した。 ニュージーランドは今大会、10個の金メダルを獲得し、メダル獲得数11位というオリンピック史上最高成績を収めたが「記録に残る金メダル数やメダル獲得数ランキング11位という結果でさえ、アオテアロア（ニュージーランドのマオリ語での名称）を、文字通り世界の舞台に上げるには十分ではないようだ」と嘆いた。 また「イギリスや日本など、ニュージーランドと同程度の面積の国は確認できる」とも伝えており、同程度の面積のニュージーランドが外されたことに不満を感じているようだった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
