「シャトレーゼ」鹿児島県鹿屋市に焼き菓子生産拠点…工業団地内に工場整備、3月末までに本格稼働見通し
菓子メーカー「シャトレーゼ」(本社・甲府市)が鹿児島県鹿屋市川西町の工業団地内で整備する工場は、3月末までに本格稼働する見通しとなった。昨年12月から一部で稼働を始めており、地元で50人以上を雇用。西日本の店舗に焼き菓子を供給する生産拠点となる。 【動画】かるかんづくりの情熱と技、「明石屋」…鹿児島市
同社と市は2023年7月に立地協定を締結。同社は鹿屋内陸工業団地内の用地約1万3200平方メートルを取得し、既存の建物を改修するなどして整備を進めていた。投資額は非公表。国内外に約860店の和洋菓子店を展開しており、工場は13か所になるという。
同社は「将来的には志布志港を活用し、輸出に向けた生産拠点にもしたい」と話す。中西茂市長は「地元の農産物の活用もお願いし、地域経済の活性化に取り組んでいきたい」としている。