レアル行きが噂されるシャビ・アロンソ レヴァークーゼンCEOは残留を確信「彼は残る」
依然としてビッグクラブが動向注視
レヴァークーゼンのフェルナンド・カルロCEOがドイツ紙『Kölner Stadtanzeiger』のインタビュー取材に応じ、その中で同クラブのシャビ・アロンソ監督が来年夏に退団する可能性は低いとの見方を示した。 レヴァークーゼンが圧巻のゴールショー! フライブルクに5発大勝 2022-23シーズン途中からレヴァークーゼンの指揮官に就任したシャビ・アロンソ監督は、当時ブンデスリーガで残留争いに巻き込まれていたチームの建て直しに成功すると、昨シーズンは無敗でブンデスリーガとDFBポカールを制する国内二冠を達成し、一躍名将の仲間入りを果たした。 しかし、若くして抜群の実績を誇るシャビ・アロンソ監督をめぐってはステップアップの噂が絶えない。既に昨シーズン後半頃からリヴァプールやバイエルン・ミュンヘンが新監督候補としてシャビ・アロンソ監督をリストアップしているとの報道が盛んに流れ、さらに最近ではレアル・マドリードもカルロ・アンチェロッティ監督の後継者として招聘を目論んでいるとも伝えられている。 こうした中、カルロCEOは「彼は残ると思う。それ以外のシグナルや兆候はない。我々は、彼や彼の家族、そして彼の代理人と非常に親密な信頼関係を築くことができている。したがって、彼の契約はあと1年半続くことになる」とコメント。さらに「彼はこれまで通り全てのプロセスとプランニングに関わっている」とも語り、シャビ・アロンソ監督とクラブとの関係性や来季以降のチーム編成などの話し合いに同監督も参加していることから、現在の契約が満了となる2026年6月末までレヴァークーゼンに留まるだろうと予想している。 レヴァークーゼンではシャビ・アロンソ監督だけでなく、チームの絶対的主軸であるフロリアン・ヴィルツの動向にも注目が集まっている。レヴァークーゼンはこの21歳のドイツ代表ミッドフィールダーとの契約延長を希望しているとされるが、シャビ・アロンソ監督が来季もレヴァークーゼンで指揮を執るとなればヴィルツも残留を選択する可能性は十分にあるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部