「私も飲もうかな」に隠された妻の“Hサイン”を読み誤るなかれ。結婚後にそっけなくなる夫の心理に迫る
結婚後に豹変!?妻を褒めなくなる夫の心理とは?
結婚前は自分の容姿や性格を一生懸命褒めてくれたり、どん欲に肉体関係を求めてきたり、真剣に将来を語り合ったりした夫が、結婚したらそのような言動を一切しなくなった。この豹変ぶりにイライラを募らせている既婚女性は多いのではないでしょうか。 かといってこちらから求めるのは恥ずかしいし、思い切って求めたところで思うような反応が返ってこなかったら、余計にイライラが募ってしまいますよね。 ではどうしたらいいのか? 結婚後にそっけなくなった夫の行動原理を読み解くうえで力になってくれるのが、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光さんが上梓した『ホンネがわかる妻ことば超訳辞典』という本です。 本書は、夫の立場にある人に向けて妻の本音を理解する手立てを提示する内容となっていますが、妻が夫への理解を深めるうえでも大いに役立つでしょう。 そんな本書から、今回は妻が真剣な会話やセックスを求めるときの言動について書かれた部分を取り上げつつ、夫が妻を褒めなくなる理由にも迫りたいと思います。
もしかしたら“Hサイン”かも!?「私も飲もうかな」と言う妻の思いを読み誤るなかれ
【妻ことば】 「私も飲もうかな」 「たまには私も晩酌しよっと」 【超訳】 たまには一緒にマッタリしながら、ゆっくり話がしたい。最近、夫婦で話す時間もなかったし、こういう時間をもっと増やしていきたいな。今日は、なんとなく(エッチ)したい気分なんだけど気付いてくれるかな~。 【夫が言いがちな返答】 「珍しいね!」 「飲むの!?」 「飲みすぎないでね」 普段は自宅で滅多にアルコールを飲まない妻が“飲みたい気分”のときは、「話がしたいとき」「話を聴いてほしいとき」、そして「セックスしたいとき」である傾向が強め。 お酒好きの夫婦であれば、毎日の晩酌は当たり前なのかもしれませんが、たまにしか飲まない妻が付き合ってくれるのは嬉しいですよね。でも、夫婦でお酒を飲みながらネガティブな話をすることは絶対にやめましょうね。なぜなら、普段言えないで溜め込んでいる鬱憤が、お酒の力を借りて吐き出しやすくなっているため、無駄なケンカになりやすいから。 同じお酒の力を借りるのであれば、話したくても普段は時間がなくて話せずにいたことや、気恥ずかしくて口に出せずにいることや、感謝の気持ちなど、貴重な夫婦の時間をポジティブな方向に持っていけるよう工夫してみてください。 また、飲みすぎて、妻からの“Hサイン”を無下にしたり、妻が求める愛情表現を読み間違えたりして、せっかくの“ピンク”な雰囲気を台無しにしないようにしましょう。 【こじらせない返答例】 「お、いいね~! 飲も、飲も!」 「(妻の名前)と一緒に飲めるなんて嬉しい!」