【F1結果】王者フェルスタッペンが開幕2連勝! サウジアラビアGPでの角田裕毅は予選9位も決勝では入賞逃す
2024年シーズンのF1は早くも第2戦をサウジアラビアの市街地サーキットで開催。超高速ストリートコースという特殊なステージでも、昨季王者のレッドブルとマックス・フェルスタッペンが強さを見せつけた。 FIAフォーミュラ1世界選手権(F1)は3月9日、サウジアラビアのジェッダで2024年シーズン第2戦サウジアラビアGPを開催。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝を飾った。 第2戦の舞台はジェッダ・コーニッシュ・サーキット。市街地コースでありながら平均速度は250km/hとF1のカレンダーでも屈指の高速ステージだ。 【関連画像】サウジアラビアGPで急遽F1デビューを果たしたベアマン 8日に行われた予選では、ドライバーズ選手権3連覇中のフェルスタッペンが1分27秒472をマーク。予選2位となったフェラーリのシャルル・ルクレールにコンマ3秒以上の差をつけて2戦連続でポールシッターとなった。同3位にはフェルスタッペンのチームメイトであるレッドブルのセルジオ・ペレスが続いた。 また、ビザ・キャッシュアップRB(昨季までのアルファタウリ)の角田裕毅は今季初めてQ3に進出。1分28秒547というタイムで予選9位となった。 決勝レースは大きな混乱もなくスタート。ポールポジションからホールショットを奪ったフェルスタッペンがリードする展開となったが、6周目にアストンマーティンのランス・ストロールがクラッシュし、セーフティカー(SC)が出動した。 ここで多くのドライバーがタイヤを交換。フェルスタッペンもピットに滑り込むと、ステイアウトを選択しコース上のポジションを優先したマクラーレンのランド・ノリスに次ぐ2番手でコースに復帰した。 10周目にレース再開となると、フェルスタッペンはDRSも用いて13周目のターン1への進入で難なくノリスをパス。トップに返り咲いた後は無難に周回を重ね、開幕2戦連続のトップでチェッカーを受けた。 2位はペレス、3位はフェラーリのシャルル・ルクレールというトップ3となった。 角田は決勝ではペースに苦しみ、14位としてフィニッシュ。しかし、レコノサンスラップでの危険なリリースに対して5秒ペナルティを受け、最終的に15位となった。 なお、このレースではフェラーリのカルロス・サインツが虫垂炎により欠場。代役として同チームのリザーブドライバーを務めるオリバー・ベアマンが抜擢された。急遽F1デビューが決まったイギリス出身の18歳は、予選11位、決勝7位入賞という結果を残した。 次戦の2024年シーズン第3戦オーストラリアGPは3月22日~24日、メルボルン・グランプリ・サーキットにて開催される。 2024年FIAフォーミュラ1世界選手権 第2戦サウジアラビアGP 総合結果 2024年FIAフォーミュラ1世界選手権 ドライバーズランキング 2024年FIAフォーミュラ1世界選手権 コンストラクターズランキング
MotorFan編集部
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