【陸上】三段跳のレジェンド・テイラーが現役ラストジャンプ 「自分のキャリアにこれ以上言うことはない」
7月19日、米国・フロリダ州で開催されたホロウェイ・プロ・クラシックで男子三段跳のC.テイラー(米国)が現役最後の競技会に出場。16m14(±0)の5位でグラウンドに別れを告げた。 【動画】ファンに見守られラストジャンプに臨んだテイラー テイラーは12年ロンドン五輪、16年リオ五輪で金メダルを獲得したほか、世界選手権は11年ドーハ大会で初優勝を果たし、15年北京大会から3大会連続で制して4つの金メダルを獲得した。15年に世界歴代2位の18m21の自己記録を跳び、現在も米国記録として残っている。 5月に今季限りでの引退の意向を表明。パリ五輪出場をめざしていたが全米五輪選考会で10位に終わり、五輪出場の道は途絶えていた。 引退にあたり、「よい人間となり、よいロールモデルとなりたい。自分のキャリアについてこれ以上言うことはないよ」と思いを語った。
月陸編集部