祖母山で山岳遭難を想定に捜索救助訓練 大分
登山客が増える秋の紅葉シーズンを前に、祖母山で山岳遭難を想定した捜索訓練が行われました。 【写真を見る】祖母山で山岳遭難を想定に捜索救助訓練 大分 この訓練は県や県警、消防などでつくる山岳遭難対策協議会が毎年、実施しています。 10日は協議会に加盟する82人が参加し、登山者が祖母山の中腹にある神掛岩から転落し、けがをした想定で訓練が行われました。 救助隊は8つのグループに分かれてGPS機能の付いた山岳アプリを使い、位置情報を共有しながら、遭難者の捜索と救助にあたりました。 (県山岳遭難捜索救助隊 高橋裕二郎隊長)「秋の登山は落ち葉で登山道が見えなくて道迷いが起きやすいので、地図をきちんと持って上着も準備してほしい」 県内では今年に入り、山岳遭難が去年より6件多い36件発生し、1人が死亡しています。
大分放送