五輪派遣に「協議の余地」 米、コミッショナーが態度軟化
【アーリントン共同】米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーは16日、野球が2大会ぶりに実施される2028年ロサンゼルス五輪へのメジャーリーガー派遣について「協議の余地はある」と可能性を示した。過密日程を理由に懐疑的な見方を示していた2月から態度を軟化させた。 オールスター戦会場のアーリントンでの記者会見で語った。選手会のクラーク専務理事も取材に応じ「28年に限らず、国際大会に出場を希望する選手にはその機会を与えてほしい」と要望した。 同五輪については、ドジャースの大谷翔平が15日に「出たい気持ちはもちろんある。野球界にとっても大事なこと」と出場に意欲を示していた。