松井裕樹、5試合連続無失点で防御率0・93 今永昇太に並ぶ日本人最多2勝目の権利
◆米大リーグ ドジャース―パドレス(14日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) パドレス・松井裕樹投手(28)に14日(日本時間15日)、メジャー2勝目の権利が舞い込んだ。同点の6回途中から登板。直後の7回に味方が勝ち越した。 この日まで4試合連続無失点中の左腕は3―3の6回2死一塁で登板。左のアウトマンに対し、4球連続でスプリットを投げ込んで三飛に仕留めると、7回1死満塁でプロファーが走者一掃の適時二塁打。パ軍が3点をリードした。 松井は7回も続投。2死からベッツを投直に打ち取るなど3者凡退と完璧な投球を披露した。1回1/3を無安打無失点と好投し、これで5試合連続無失点。10試合を終えて防御率0・93となった。 メジャー1年目の松井は今カード、12日(同13日)の1戦目にも登板。2度目の対戦となった大谷に二塁打を許したが、1回1安打無失点で「ゾクゾクしました。厳しい打順だったんですけど、何とかゼロで終われて良かったです」と笑顔で話していた。 3月28日(同29日)の本拠地ジャイアンツ戦では、日本人リリーバーとして最速の3登板目で初勝利。この日と同じダルビッシュが先発の試合だった。2勝目となれば、今永昇太(カブス)に並んで今季日本人最多になる。
報知新聞社