『CIVIL WAR』邦題は『シビル・ウォー アメリカ最後の日』 本予告&ポスタービジュアルも
10月4日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで公開される映画『CIVIL WAR(原題)』の邦題が『シビル・ウォー アメリカ最後の日』に決定し、あわせて本予告と本ポスタービジュアルが公開された。 【写真】グレン・パウエルとアドリア・アルホナが共演 『ヒットマン』場面写真 本作は、アメリカで起きる内戦を描いたディストピアアクション。『28日後…』で脚本を担当し、長編デビュー作『エクス・マキナ』で第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したアレックス・ガーランドが監督と脚本を務めた。A24が史上最大の製作費を投じて製作した本作は、3月のサウス・バイ・サウスウエストにてプレミア上映され、世界71の国と地域(7月18日時点)で公開。全米ではA24史上最高のオープニング記録を樹立し、興行収入ランキング2週連続1位を獲得した。 キャストには、『スパイダーマン』のキルステン・ダンスト、『ナルコス』のワグネル・モウラ、『ボーはおそれている』のスティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、『プリシラ』のケイリー・スピーニーらが名を連ねている。 舞台は、連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている。」就任3期目に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントン D.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14カ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていく。 公開されたポスタービジュアルには、マンハッタンを背に堂々と佇むアメリカの象徴・自由の女神の頭上を無数の攻撃ヘリコプターが飛び交い、地上では戦闘のための噴煙が立ち込める様子が捉えられている。 あわせて公開された本予告は、カリフォルニアとテキサスの2州だけを表現し、星が2つだけになった星条旗を捉えたシーンから始まる。そして、流れるのは“19の州が離脱”、“政府軍は兵力を増強”という、不穏なニュース情報。銃を向ける兵士に向かって「僕らは同じアメリカ人だ」と誤解を解こうとするも「どの種類のアメリカ人だ?」と突き返されてしまう。また、14カ月一度も取材を受けていないという大統領や、ホワイトハウスが攻撃される場面も映し出される。
リアルサウンド編集部