「不快でしかない」『水ダウ』の“水責め”企画に視聴者まで「胸が苦しくなってきた」集まる拒否感
「過激すぎる」「笑えない」と、しばしば問題となる企画を放送してきたバラエティ番組『水曜日のダウンタウン(水ダウ)』(TBS系)が、またも物議をかもしている。 【写真あり】問題となった“水責め”の様子 「『水ダウ』は、これまでにも放送内容をめぐって批判を浴びてきた過去があります。8月28日に放送された『コロナ対策、いまだに現役バリバリの現場があっても従わざるを得ない説』では、コロナ禍での感染症対策をイジる内容に、医療現場に従事する視聴者から怒りの声が寄せられました。2023年4月放送のドッキリ企画では、仕掛けられた芸人が恐怖のあまり嘔吐する場面も。 ギリギリを攻める姿勢から『やりすぎでは』とたびたび指摘されてきたのです」(放送担当記者) 10月30日に放送されたのは、視聴者から寄せられた「説」などをプレゼンター芸人がスタジオに持ち込んで検証する「みんなの説SP」。そのなかで、おもわず視聴者から拒否反応が出たのは、お笑いコンビ「ザ・マミィ」の酒井貴士が“水責め”されるシーンだった。 番組の企画で理髪店を訪れた酒井が、うつむきの状態でシャンプーを受けていると、栓がされたシャンプー台にどんどん水が貯まり、水位が徐々に上がっていく。すると、理容師に扮していた仕掛人が突如「オラァ!」の怒号とともに、酒井の後頭部を押さえつけ、シャンプー台に沈めていくのだ。これを何回も繰り返し、酒井は目を真っ赤にして茫然自失の状態となった。 その後、ネタばらしをされるも、酒井は「『水曜日のダウンタウン』って、こんなに荒かったでしたっけ?」と、いつも以上の強引なドッキリに対して、思わず本音が漏れた。 Xには《今日の水曜日のダウンタウン この番組を初めて面白いって思った感覚を思い出すような内容だった、水攻め最高だった》との声もあるが、一歩間違えば命の危険につながる演出に、疑問を持つ声も多くあがった。 《水曜日のダウンタウンの水攻めは不快でしかない!!!普通にやったらあかんやつじゃない???? 芸人にやったら何してもいいって思う発想がレベル低すぎる。それを見て笑ってる出演者にも引くわ》 《水攻めのやつ見てたけど 胸糞悪くて胸が苦しくなってきた》 《水曜日のダウンタウンまた酷いことしてる。シャンプー中の水攻め! あんなことしたら死んじゃうよ》 TBSに「放送内容は適切なものだったのか」「安全に配慮して撮影はされたのか」について質問したが、期日までに回答はなかった。 安全には十分、配慮されているのだろうが、もともとが拷問だったものだと考えると、笑いのネタにするのはいただけない。