【特集2024】パリ五輪の金メダリストたち 新潟とゆかりのある やり投げ北口榛花選手・柔道の角田夏実選手 新潟への思いを語ったことし 《新潟》
年末恒例の京都・清水寺で発表された“ことしの漢字”は「金」でした。 「金」といえば夏に行われたパリオリンピックでは、日本は計20個の金メダルを獲得。その金メダルに輝いたアスリートのうち、2人の女性は“新潟にゆかりのある”人たちでした。 1人は、やり投げの金メダリスト・北口榛花選手。そしてもう1人は、柔道女子48Kg級で金メダルを獲得した角田夏実選手です。 2人の新潟への思いを改めて振り返ります。
恵まれた体格 喜怒哀楽を全身で表現
北口選手にはパリ五輪直前のことし6月、取材が実現しました。新潟で行われた国内で最後の大会で優勝を決めた翌日にインタビューすることがかない、新潟への思いなどを語ってもらいました。 聞き手は北口選手と親交がある新潟県出身で元アルペンスキー日本代表の皆川賢太郎さんです。 179cmという恵まれた体格を生かしながら柔らかく、かつ、しなやかに。 喜怒哀楽を全身で表現し、その笑顔がとても印象的な北口榛花選手。 (映像協力:SPORTS BIZ)
新潟県には2歳まで住んでいた
皆川さん:「優勝おめでとうございます。きのうは、あちらに見えるビッグスワンで優勝しましたね?」 北口榛花選手 「あそこで投げていました、はい」 皆川さん 「新潟県は、お父さんとお母さんが昔住んでいたということですね?」 北口榛花選手 「一応私も住んでいたのですけれど、2歳までしかいなかったので…(笑)」 皆川さん 「記憶、絶対ないですよね?」 北口榛花選手 「ないです…(笑)」 北口選手、現在もパティシエとして北海道旭川市で働いているお父さんが湯沢町のホテルで働いていた時、2歳までご両親と共に南魚沼市で住んでいたことがあり、新潟とのゆかりがあると話してくれました。