【特集2024】パリ五輪の金メダリストたち 新潟とゆかりのある やり投げ北口榛花選手・柔道の角田夏実選手 新潟への思いを語ったことし 《新潟》
大会中に持ち歩く椅子
皆川さん 「これは何ですか?」 北口榛花選手 「これは自分のサイズの椅子です。自分のための椅子です。決して宣伝したいだけじゃなくて自分が座るための椅子です」 皆川さん 「骨盤が寝ないようにですよね?」 北口榛花選手 「後傾しないように。自分のすねの長さを測って自分のサイズにしてもらった椅子です」 皆川さん 「体のケアも含めてプロだなって印象があります」 北口榛花選手 「小さい頃からスポーツやっていたので、両親がケアに結構行かせてくれていて」
「狙える時に狙う」
皆川さん 「パリ五輪はどういう位置づけなのですか?」 北口榛花選手 「年齢的に頑張れば2大会行ける感じなので。でも東京五輪を経験して、やっぱり五輪は世界選手権とは全然違う試合だっていうのも行かなければ分からなかった、経験してわかったので、やっぱり狙える時に狙って取りたいっていうのはあるので、メダルは欲しいなと思います。五輪は特別な試合なんで、その環境だったり、全てを楽しめたらいいなっていう風には思いますね」 新潟県の皆さんにメッセージをとお願いすると、取材当時、はにかみながらも…… 「でも新潟出身じゃないから、どうしたらいいんだろう。あの、新潟県の皆さん(笑)、いつも応援ありがとうございます。去年新潟をちょっとだけ旅行させてもらって、のどかで、ご飯が美味しいなと、シーズンオフの旅行だったので次のシーズンにすごくエネルギーになったので、とてもいい旅行になりました。パリでやっぱりメダルが欲しいですし、みんな金が一番いい色だっていうのは分かっているので、少しでも金に近づけるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」 「少しでも近づけるように……」そう語った2か月後、北口さんは一番いい色のメダルを手にしました。 (2024年7月9日「夕方ワイド新潟一番」放送より一部抜粋)
◆柔道女子48kg金メダル 角田夏実選手
パリオリンピック柔道女子48キロ級・金メダリストの角田夏実選手。 ことし10月、いとこでフリーアナウンサーの角田智美さんとテレビ新潟の情報番組「夕方ワイド新潟一番」に生出演しました。 「なっちゃん」、「ともちゃん」と呼び合う2人。角田選手は番組では新潟グルメのリポートにも挑戦するなど、柔道の試合とは違ったやさしい表情を見せていました。 パリオリンピックでは、いとこである角田アナはテレビで観戦。 角田アナ 「ずっと見ていました。第1試合からドキドキしながらハラハラしながら」 Q)当時、夏実選手とやり取りはあったのですか? 角田アナ 「事前はちょっとプレッシャーになったらかわいそうだなと思ったので、事前では連絡は控えて、終わってから疲れさま、おめでとうというLINEは送りました」 Q)夏実選手とは小さい頃からお付き合いがあったということですがどんなお子さん時代だったのですか? 角田アナ 「私と夏実選手は8コ離れているので、小さい頃から可愛い妹みたいな感じで、私の叔父である夏実選手のお父さんと私の弟が柔道をしているので、よく3人で乱取りごっこをしているのを私は見ていました」