「飯山駅前ホテル」建設計画めぐり ホテル側が損害賠償を求めて市を提訴へ【長野・飯山市】
JR飯山駅前でホテルの建設計画を進めてきた「飯山ホテル」が、市に損害賠償を求めて近く提訴することが分かりました。 ホテルの建設計画を巡っては2022年、「飯山ホテル」が市と土地の賃貸借契約を結び、総工費およそ15億円、地上7階建てのホテル建設が計画されていました。市は当初、5億円の補助金を出す意向を示していましたが、去年、方針が一転し、補助金の支出を「できかねる」としました。 その後、4階建てに縮小し、上限3億6千万円で補助金を支出するなどの調停条項案に双方が合意していましたが、「説明が足りない」として市議会で否決されました。「飯山ホテル」によると、設計のやり直しなども必要になり費用がかかったなどとして、市に損害賠償を求めて近く提訴するということです。 市は取材に対し、「対応について検討中」と話しています。