「念願の初任給!これって何に使うべきですか?」おすすめの使い道とは?約6割が年収に不満、年収アップのためにNISAなどを活用
【新NISAで資産形成】制度をおさらい
2024年からNISA(少額投資非課税制度)は新しく、現行制度から大きく変わりました。 現行制度からの主な変更点は、以下のとおりです。 これまでのNISA制度では、投資家は一般NISAとつみたてNISAのどちらかを選ぶ必要がありました。 例えば、つみたてNISAを選択すると、年間40万円までを最長20年間で積み立てることができ、非課税の保有限度額は800万円です。このため、老後の資金準備をするには早めに始める必要があります。 しかし、新NISAでは、老後資金の準備が遅れても、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」を組み合わせることで、短期間で資産形成が可能になりました。 NISA口座で商品を購入すれば、特別な手続きなしで自動的に非課税となります。ただし、NISA口座以外で購入した商品は非課税の対象外であり、課税される可能性があるので注意が必要です。
新NISA活用で資産を増やす工夫を
本記事では初任給と給料に関する調査からNISAを活用した資産運用について解説してきました。 資産運用は初心者にとって難しく見えますが、調査結果にもあったように「できるだけ早いうち」からスタートすることで考えられるリスクを軽減させることができます。 2024年から始まった新NISAでは少額から投資することが可能です。 毎月のコツコツ貯蓄で将来に向けた資産形成を始めてみましょう。
参考資料
・株式会社400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」 ・連合「労働・賃金・雇用 春季生活闘争 2024年春闘」 ・金融庁「NISAを知る」 ・厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」
中本 智恵