「悲しい知らせだ」…ネッツ指揮官が昨季まで共闘したキングスのブラウンHC解任に反応
サクラメント・キングスが、12月28日(現地時間27日、日付は以下同)にマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)を解任したと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。 キングスの指揮官へ就任して3シーズン目を迎えていたブラウンは、レギュラーシーズン195試合で107勝88敗を記録。2022-23シーズンにウェスタン・カンファレンス3位の48勝34敗を残してプレーオフへ導き、翌2023-24シーズンはプレーオフこそあと一歩で逃すも、ウェスト9位の46勝36敗を残し、2シーズン連続で勝ち越していた。 ところが、今シーズンは31試合を終えてウェスト12位の13勝18敗に低迷。3点差以内で決着した試合で2勝6敗、試合時間残り5分で5点差以内の展開を指すクラッチシチュエーションでも6勝13敗と勝ち切れず、現在ホームで5連敗を喫していた。 同記者によると、キングスは元選手で2021-22シーズンからアシスタントコーチ(AC)を務めているダグ・クリスティ(元キングスほか)が暫定HCを務める見込みと報じている。 そうした中、今シーズンからブルックリン・ネッツで指揮を執るジョルディ フェルナンデスHCはこう話していた。 「彼はすごく有能なんだ。私の中ではベストな1人。彼がいなかったら、私はこの場にいることができなかっただろう。悲しい知らせだ。これもビジネスのうちなんだ。ほんの1年半前、彼は最優秀コーチ賞に選ばれたのに、今こうした状況が起きてしまうんだ」 ネッツのフェルナンデスHC、さらにはデイビダス・ダルキスACとダッチ・ゲイトリーACは、いずれも過去2シーズンでキングスのACを務めてきただけに、その変化に驚きを隠せなかったのだろう。
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