藤岡真威人20歳、ヒーロー役で初主演。父親の藤岡弘とは「ちゃんとケンカができる関係」
実写ドラマ化された話題作『ウイングマン』が、テレ東ほかで放送中だ。 1983年から85年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されて男女を問わず人気を集め、アニメ化・ゲーム化もされた桂正和の代表作『ウイングマン』。主演を務めるのは、初代『仮面ライダー』として君臨する藤岡弘、の息子、藤岡真威人(20歳)。 ⇒【写真】アザーカット 父と同じ180センチの長身に、「僕のアイデンティティ」という太い眉もしっかり受け継ぐ藤岡にインタビューした。ヒーローものでの連ドラ単独初主演に「父と同じ軌跡を辿っているかのような運命的なものを感じて、そういう使命なのかなと思った」と話す藤岡。 『ウイングマン』への意気込みや、父とのエピソード、さらには評判を集めた藤岡ファミリーそろってのウェブCM出演の裏話も聞いた。
初主演はヒーローもの。父は「いつか来ると思っていたよ」
――地上波での連ドラ単独主演は、俳優人生の大きな目標だったとか。『仮面ライダー』を演じたお父様と同じヒーロー役での主演ですが、藤岡弘、さんの反応はいかがでしたか? 藤岡真威人(以下、藤岡):「やったな」と喜んでくれました。同時に、でもどこか、「俺はいつか来ると思っていたよ」といった反応でした。 ――「いつか来ると思っていた」と。 藤岡:かつて父がブレイクしたきっかけとなったのが『仮面ライダー』です。 以前、『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』(21)で仮面ライダー1号を演じたことはありますが、全世界の、観てくれる人に希望を与えられるような作品の役柄で、自分の初単独主演が決まったというのは、父と同じ軌跡を辿っているかのような、運命的なものを感じました。 ――そうなんですね。 藤岡:そういう“使命”なのかな、みたいな。主演を務めることはもちろん嬉しいけれど、さらにヒーローものでということに驚きと運命、そして使命を。多くのファンの方がいる作品だということへの思いもあります。 全力で取り組んで、『ウイングマン』という作品が、僕の俳優人生の中で、新たなスタートを切れる代表作になればいいなと思っています。