スポーティな走りを楽しみたい! マニアックだけど初心者向けの中古車 10選 海外で注目のクルマ
6. シトロエンC2 VTR(2003-2009)
長所:中古車価格が安い 短所:おすすめはC2 GTだが比較的希少 C2 VTRはブルドッグのようなずんぐりしたスタンスだが、シャープなエッジのボディキットを備えており、ホットハッチらしさを感じさせる。 スペックも期待できる。初期のVTRは1.6L 4気筒を搭載し、最高出力110psを前輪に送り込んで0-100km/h加速を10.9秒という立派なタイムで駆け抜ける。C2の軽量シャシーをフルに活用し、タイヤはより太く、サスペンションはより硬く、ステアリングもよりクイックになっている。 かなり軽快なパッケージにまとまっているが、前身のサクソVTRほどではない。それは、標準のC2と同じく、生気のないステアリングと動きの鈍いオートメイテッド・マニュアル・トランスミッション「センソドライブ」がドライバーのエンゲージメントを制限しているからだ。 しかし、保険料が比較的安く、車両自体も高くない。1.6L VTRの中古車価格は1000ポンド(約20万円)から3000ポンド(約60万円)程度だ。 また、できれば世界ラリー選手権用の正真正銘のホモロゲーション・スペシャルであるC2 GTを探すことをお勧めする。悲劇的なセンソドライブを適切なマニュアル・トランスミッションに交換し、車両重量をVTRから28kg削減したモデルだ。0-100km/h加速は1.4秒速い。 しかし、C2 GTはわずか2500台しか生産されなかったため、現在では入手が難しくなっている。
7. ルノー・トゥインゴGT(2008-2014)
長所:魅力的なハンドリング 短所:ややマイルドで刺激は少なめ しばしば史上最高のジュニアホットハッチの1台と賞賛されるのがルノースポール・トゥインゴだが、若手ドライバーに注目してもらいたいのは、ややマイルドなトゥインゴGTだ。 保険料もおおむね安く設定されているため、その点でも初めてのクルマとしては現実的だ。 1.2Lターボガソリンエンジンは、通常の使用で100psの出力を発生する。2速、3速、4速のいずれかでスロットルを踏み込めば、最大1分間オーバーブーストし、最高出力105psを発生する。 トゥインゴGTは車重が980kgと軽いため、驚くほど勢いよく加速する。ソフトなサスペンション・セットアップにもかかわらずハンドリングもいい。 2000ポンド(約40万円)程度あればまともなトゥインゴGTに乗れるので、現在の中古車市場では抜群のコストパフォーマンスを誇る。