燕市の建設業会社が事業停止

燕市で建設業を営んでいた会社が、事業を停止しました。今後は、任意整理を予定しています。 民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、燕市佐渡の「宮畑建設工業(株)」は、2018年3月に設立され、2019年1月に建設業新潟県知事許可を取得し、外構工事や基礎工事・塗装工事などを得意とした企業でした。 受注形態としては、大手・地元建設業者の下請けを主体とした展開で、2020年3月期は大口工事の完工もあり、8054万円の売上高を計上していました。しかし、2021年3月期の売上高は4946万円に減少し、1090万円の赤字計上を余儀なくされ、その後、完工高は回復傾向にあったものの債務超過額が拡大。資金繰りの悪化から税金の滞納なども生じており、事業継続は困難と判断し、8月9日事業を停止しました。事後処理は弁護士に一任していて、今後は任意整理を予定しているということです。