「なんだこの顔」「メイク担当者はクビ!」…選挙演説に現れたトランプの「異様な容貌」に困惑と怒り広がる
<大統領選に向けて共和党の候補者レースを独走するトランプ前大統領だが、不自然すぎるメイクは支持者にも大不評>
ドナルド・トランプ前大統領の「外見」が再び大きな注目を集めている。ソーシャルメディア上では、トランプが施しているメイクの「失敗」を指摘し、メイク担当者を「解雇せよ!」と訴える声が上がっている。投稿された動画に映るトランプの顔を見ると、髪の生え際や耳の色とは完全に違う、明らかに不自然に黒ずんだ色をしているのが分かる。 【動画】「なんだこの顔」「メイク担当者はクビ!」...トランプの「異様な容貌」に、支持者に困惑と怒り広がる X(旧ツイッター)上には複数の写真が投稿されており、トランプのメイクの質を疑問視する声がある。色選びがおかしい、ぼかしが不十分、ハイライトを使いすぎなどの指摘だ。 ユーザーの中には、2024年の米大統領選に向けて共和党の候補者指名を獲得するために各地で遊説を行っているトランプが雇ったのは、メイクアップアーティストではなく(エンバーミングをする)「葬儀屋」に違いないとまで断言する者もいた。 ある人物は、1月23日に実施されたニューハンプシャー州予備選での勝利を受けて演説するトランプの動画の下に「トランプのことは大好きだけど、これはひどい!彼はメイク担当者をクビにすべきだ」と書き込んだ。 別の人物は、「トランプは彼のメイクを担当している葬儀屋を解雇すべきだ。そもそもどうして葬儀屋が彼のメイクをしているんだ?」と投稿。また別の人物は、さらにこうつけ加えた。「トランプのメイクはひどい!ハイライトが多すぎる!メイク担当者をクビにすべきだ!メイクなしの彼が見たい」 ■「あの髪型」と全然ちがうトランプの写真 ポッドキャストの番組を持っているビル・ミッチェルは、「誰かがトランプのメイク担当者をクビにすべきなのは間違いない」と投稿。トランプの写真の頭部に矢印を描き、生え際とメイクの間の隙間(塗り忘れ)を指摘した。 トランプについては長年、その外見が議論の的になってきた。最近では、トレードマークであるはずの「作り込まれた髪型」とはまったく違う、薄くなった頭皮が露わな写真も投稿されて話題となった。 さらに、2023年には「匂い」までもが話題になった。トランプを声高に批判している共和党のアダム・キンジンガー下院議員が12月、トランプの匂いは「本当に強烈」だとXに投稿したのだ。 ■「匂い」問題にはトランプ陣営が猛反論 「彼の周りにいる人々がその匂いについて話題にしてこなかったのは、本当に驚きだ」と彼は書き込み、さらにこう続けた。「できればマスクをするべきだ」 キンジンガーはまた、ニュースサイト「メディアズタッチ・ネットワーク」に対して、トランプの匂いは「脇の下とケチャップ、お尻とメイクアップを全部ミキサーに入れて、それを香水として瓶に入れたような」ようだったと述べ、こうつけ加えた。「そういうことだ。今までみんながこのことを知らなかったことに驚いている」 この発言を受けて、トランプの広報担当者は英インディペンデント紙に対して、「アダム・キンジンガーはテレビの生放送中におならをした。彼は失業中の詐欺師だ」と述べ、さらにこう続けた。「彼は自分の国を貶め、自分の周りにいる全ての人をばかにしている。それは彼が、自分の人生が惨めなものになったことに腹を立てている悲しい人間だからだ」
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