シフィオンテク4強逃す、クレイチコバが準決勝へ WTAファイナルズ
【AFP=時事】女子テニスのシーズン最終戦、WTAファイナルズ(2024 WTA Finals)は7日、サウジアラビア・リヤドでシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第8シードのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)は7-5、6-4で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)を下し、4強入りを果たした。これにより、第2シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は敗退が決まった。 【写真10枚】試合に臨むシフィオンテク、クレイチコバら 世界ランキング2位のシフィオンテクは、ここまで1勝1敗にとどまってた中でラウンドロビンの最終日を迎えた。この日は負傷棄権した第6シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)の代替選手ダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)に6-1、6-0で勝利したが、グループ突破の唯一のシナリオはガウフがクレイチコバに勝利することだったため、大会連覇の望みがついえた。 一方、今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)女王であるクレイチコバは、WTAファイナルズのシングルスでは自身2度目の出場で初めて決勝ラウンドの切符を手に入れ、8日の準決勝で第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)と対戦することが決定した。すでに4強入りを決めていたガウフは、世界1位のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と激突する。 シフィオンテクもまだ今季の戦いは終わっておらず、ポーランド代表として、スペイン・マラガ(Malaga)で13日に開幕する国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)の決勝ラウンドに出場する予定となっている。【翻訳編集】 AFPBB News