見逃すと危険!「乳がん」の4つの症状と早期発見のポイントを米国がん協会が解説
乳がんなんて考えるだけでも恐ろしいけど、良好な予後と治療オプションを確保するには早期発見が欠かせない。だから、乳がんの症状を理解して、積極的にセルフチェックを行うことが非常に重要。この記事では、注意するべき乳がんの症状をご紹介。 【写真】乳がんになったことを明かしたセレブたち 次の症状に当てはまるものが1つでもあるときは、かかりつけ医に相談を。 ※この記事は『woman's day』からの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。 ※この記事は、診断の代わりとなるものではありません。症状について不安がある場合には、必ず医師または資格を有する医療従事者の助言を仰いでください。
乳房のしこり
米国がん協会によると、乳がんの症状で最も一般的なのは乳房のしこりや腫瘤。乳がんのしこりは痛みを伴うときと伴わないときがあり、柔らかく丸い形をしている(他のがんのしこりは、硬くて非対称的な形をしていることが多い)。
乳房がチクチクする
幸いなことに、乳房がチクチクする感覚はホルモンの問題であることのほうがはるかに多く、乳がんの症状であることは稀。でも、ヘルスケア専門サイト『Healthline』によると、この感覚はパジェット病という珍しい乳がんを示している可能性があるため、不安な場合は病院へ。
しつこい咳
咳は体が自己治癒したり、有害な粒子を取り除いたりするための反射作用で、乳がんの咳は、がんが肺に転移したステージ4を示すサイン。『Healthline』によると、乳がんでは乾いた咳に息切れが伴うことも(乳がん患者支援団体BreastCancer.orgによると、化学療法や放射線療法のようながん治療が原因で咳が出ることもある)。
皮膚のへこみ
進行が早い炎症性乳がんでは、乳房の皮膚にへこみが見られることも。医学ニュースサイト『Medical News Today』によると、このへこみは乳房内にリンパ液が蓄積して腫れることが原因で生じるそう。