準備の音まで心地よい! キャンパー目線で映し出される「ソロキャンプの魅力」をたっぷり疑似体験
優雅な時間をひとりのんびり過ごすソロキャンプ。1度は挑戦してみたいという人も多いのではないでしょうか。ただ、実行しようとするとなかなか大変そうですよね。キャンプ専門のYouTubeチャンネル『チキューギ.』には、自分がキャンプを体験している気分になれる動画がアップされています。どんな内容か詳しく見ていきましょう。 【写真】臨場感たっぷりのソロキャンプの模様をチェックする(全5枚)
心地良い準備音を感じながらキャンプを疑似体験
今回注目した動画「【キャンプ疑似体験】 清流と焚き火で癒されるソロキャンプ ※セリフ無し 野営ASMR」は、投稿者・ゆうさんの目線で撮影されています。ASMRとは、聴覚や視覚への刺激によってゾクゾクするような感覚のこと。美しい自然の景観だけでなく、環境音やテントの組み立て音、調理音まで心地良い動画です。 川辺に陣取り、まずは風よけのテント張りから。砂利が多くペグが刺さりにくい地面でも、コンコンと軽快な音を響かせて埋め込んでいくゆうさん。上流からの風を防ぎつつ片側だけ跳ね上げておき、内側にベースとなるテントを設置します。 焚き火台を組み上げて獣除けの線香を焚いたら、火を起こすための材料集めに向かいます。枝を回収していく中で角材が見つかり、セリフの代わりに「お宝を発見したかのように嬉しい」というテロップも。 細かく割った枝や葉っぱをうまく組み上げながら火打石を擦ると、パチパチっと火が立ち上がりました。ここでようやくビールで一息。「あぁ」と漏れたゆうさんの声からも、体を動かした後のビールの美味しさが伝わってきますよね。
ゆうさんの手際の良い料理とギアを扱う所作が魅力的
続いて料理に取りかかり、ホットサンドメーカーを使って手際よく卵焼きを作ります。カットしたランチョンミートも焼き、海苔の上に敷いたご飯に卵焼きとランチョンミートを乗せて折りたたんだら、「ポークたまごおにぎり」の出来上がり。通称「ポーたま」と呼ばれる、沖縄のソウルフードだそう。 軽食の後はナタを使ってランプをかける場所を作り、砥石を使ってナタ研ぎ。手慣れたゆうさんの所作に魅了されているうちに、夕刻となっていました。夕食のチキンチーズ唐揚げは、ビールとの相性も抜群な様子。食後のひと時を彩る、焚き火の美しい揺らめきもたまりません。
朝食のコーヒーとホットサンドに食欲をそそられる
朝7時、気温8度のひんやりとした空気の中でゆうさんは朝食づくりに取りかかります。温かい湯気が立ち上るコーヒーや、とろけたチーズのしたたるホットサンドがなんとも美味しそう。朝食後に散策した川辺は透明度抜群で、人に気を遣うことなく清流の光景や環境音に癒されるのもソロキャンプの醍醐味ですね。 視聴者からは「思った以上にリアルに疑似体験できました!」「やっぱりキャンプはいいですね!」といった声が上がっていました。キャンプがしたくなること間違いなしの“キャンパー目線”の動画を、あなたも堪能してみては?
野中陽平