見逃せない2025年注目の洋画10選
『ジュラシック・ワールド・リバース(原題) / Jurassic World Rebirth』7月2日 全米公開予定
『ジュラシック・パーク』から数えると7作目、そして『ジュラシック・ワールド』とタイトルが変わってからは4作目となる最新作。前作から5年後を舞台に、人類の特効薬のために恐竜からDNAを採取する極秘プロジェクトが描かれる。スカーレット・ヨハンソンを中心に、若手スター、ジョナサン・ベイリーら注目キャストたちが、巨大な恐竜たちにどう立ち向かうのか? 新たに監督を務めるのはギャレス・エドワーズで、『GODZILLA ゴジラ』でも発揮したモンスターパニック演出の手腕が今回も大いに発揮されそう。
『スーパーマン』夏公開
クリストファー・リーヴ、ヘンリー・カヴィルら過去に何人もの俳優が演じてきた、DCを代表するヒーロー、スーパーマン。この新作では『Pearl パール』『ツイスターズ』などのデヴィッド・コレンスウェットが任された。コアな映画ファン以外には知られていない彼だが、オーディションを勝ち上がって選ばれ、かつてないほど役にぴったりだと前評判が高い。体重を20キロ弱も増やしてスーパーマン役にパーフェクトな筋肉を完成。新聞記者クラーク・ケントのちょっと頼りないムードも名演していそう。監督を務めるのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどを手がけ、DCスタジオの新たなトップになったジェームズ・ガンなので、人気ヒーローの新たな進化を予感させる。
『マイケル(原題)』10月3日 全米公開予定
2025年はボブ・ディラン、ロビー・ウィリアムス、マリア・カラスと、音楽の歴史を変えたアーティストの映画が相次ぐが、その決定版になりそうな一作。「スリラー」など大ヒット曲を数多くリリースし、カルチャーそのものを変革した稀代のエンターテイナー、マイケル・ジャクソン。その素顔や、語り継がれるパフォーマンスを再現する本作は、実の甥であるジャファー・ジャクソンがマイケル役ということで早くから話題になっていた。プロデューサーが『ボヘミアン・ラプソディ』のグレアム・キング、監督は『イコライザー』のアントワーン・フークアという顔合わせも傑作の香りが漂う。突然の死から16年。ついに伝説が復活する。