オリンピアンが教える特別授業 目標達成の大切さ伝える【長野市】
オリンピックに出場経験のあるアスリートが長野市の中学校を訪れ、特別授業を実施しました。 「とりあえず、片足でYを目指して頑張ってみようかな」 長野市の篠ノ井西中学校で講師を務めたのは、1996年のアトランタ・オリンピックに体操の女子団体で出場した大川真澄さんです。 ゲーム形式の運動や座学を通じて、オリンピックの意義や精神を学んでもらおうと、日本オリンピック委員会が全国の中学校で開催しています。 ■生徒 「(先生は)オリンピックなどを経験しているので、すごいと一番に感じました」 ■大川真澄さん(1996年アトランタ五輪体操・女子団体に出場) 「小さいことでも良いので目標を達成するために行動できるような人間になってほしいと授業させてもらいました」 そして、もう1人。1998年の長野オリンピックがきっかけでスキー競技を始め、2018年の平昌オリンピック女子スキークロスに出場した梅原玲奈さんです。 ■梅原玲奈さん(2018年平昌オリンピック女子スキークロス出場) 「自分がもっとレベルアップするために、ライバルがレベルアップしてくれれば、皆で上に上がれるじゃん。良いじゃん、頑張ろうよ、という考えがやっぱり世界の人たちはすごい」 ■生徒 「リスペクトとか周りの人に感謝が大切なんだと言っていたので、そこが大事なんだと感じました。いまはバスケの県大会に出場することなので、それに向けて頑張りたいと思います」 長野市によると、中学2年生を対象としたオリンピアンによる授業を2026年度までに全ての市立中学校で実施したいということです。