JPCZが富山県内を南下し降雪強まる このあと山雪型になり山間部では積雪が増える恐れ 週末は車の運転は慎重に…。【3連休大雪と雨のシミュレーション 】
昨夜からけさにかけて、JPCZが富山県内を南下したため、各地で降雪が強まり、最深積雪は富山で21㎝、高岡の伏木で22㎝、八尾で40㎝など、今シーズン一番の積雪となったところが多くなりました。 【写真を見る】JPCZが富山県内を南下し降雪強まる このあと山雪型になり山間部では積雪が増える恐れ 週末は車の運転は慎重に…。【3連休大雪と雨のシミュレーション 】 気象庁によりますと、日本付近は冬型の気圧配置となっています。11日にかけて冬型の気圧配置は次第に緩みますが、北陸地方の上空約5500メートルには氷点下33度以下の寒気が流れ込んでいるため、大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達するでしょう。 北陸地方では、11日明け方にかけて海上を中心に強い風が吹く所があり、10日夜遅くにかけて海は大しけとなる所があるでしょう。また、大雪のピークは越えましたが、11日明け方にかけて山沿いや山地を中心に平地でも大雪となる所がある見込みです。 日本気象協会によりますと、ちょうど4年前の1月7日から10日にかけては、富山で最深積雪128㎝を観測するなど、記録的な大雪となった「令和3年1月豪雪」が発生しました。このときは24時間最大降雪量が富山・高岡の伏木ともに69㎝となり、富山では実質2日ほどで1m以上の積雪増加となるなど、短期集中型の大雪でした。富山県内には当時、運用開始以来初となる「顕著な大雪に関する情報」も発表されました。 高速道路や国道だけでなく、一般道を含めて至る所で車の立ち往生やスタックが発生。大雪による交通障害などにより、休業を余儀なくされた企業も多くありました。物流が滞り、スーパーやコンビニなどの商品が品薄になった期間もありました。 このあとは山雪型となるため平野部では雪のピークは越えましたが、引き続き、山間部を中心に積雪が増える恐れがあります。路面凍結などもよそうされるため、週末は車の運転は慎重に…。 ■雪の実況 10日15時現在の24時間降雪量(アメダスによる速報値) 富山県 富山市猪谷 25センチ 魚津 14センチ 朝日 13センチ 高岡市伏木 12センチ ■雪の予想 10日18時から11日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、 富山県 平地 10センチ 富山県 山間部 20センチ
次に大雪と雨の動きを3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。 ■10日の大雪と雨のシミュレーション ■11日の大雪と雨のシミュレーション ■12日の大雪と雨のシミュレーション ■13日の大雪と雨のシミュレーション
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