ホンダ『シビック タイプR レーシングブラックパッケージ』を1・23発売 今秋には『プレリュード』発売も明言【東京オートサロン2025】
ホンダは10日、千葉・幕張メッセで開催されている東京オートサロン2025で『ホンダプレスカンファレンス』を行い、23日に発売となる『シビック タイプR レーシングブラックパッケージ』を初公開した。 【写真多数】速そうでカッコイイ…ホンダ『シビック タイプR レーシングブラックパッケージ』内外装全部見せ 同社日本統括部の高倉記行氏は、「現在の『シビック タイプR』は、2022年の発売以来、納期が長期化し、大変ご迷惑をおかけしました。お待ちいただいてるお客様への納車を優先し、新規のご注文は長らくストップをさせていただいておりましたが、ようやく納期待ちに解消がつきまして目処が立ちましたので、新商品を投入することといたしました」と、本モデル投入の経緯を説明。 「ホンダの走りへの情熱が込められたレーシングブラックパッケージには、インテリア全体を黒で統一し、各所にスウェード表皮の素材を用いることで、光の反射ノイズを徹底的に抑制しました。 これにより、ドライバーが運転により集中できるよう、スポーツカーとしての魅力を高めております。ぜひ実際に展示車に乗り込んでいただいてご体感ください」とその魅力を説明した。 同モデルの全国メーカー希望小売価格は、599万8300円となっている。 また、同カンファレンスでは『プレリュード(プロトタイプ)』も発表した。今回の展示モデルは、「(すでに発表されている)『プレリュードコンセプト』をベースに、フロントとリアに エアロパーツを装着し、スポーティさに磨きをかけたカスタマイズモデルとなっております」と説明。「電動化の時代においても、操る喜びを、高揚感を感じていただけるスペシャリティハイブリッドスポーツとして、 2025年秋の発売を予定しております」と市販化を明言した。 続けて、「ハイブリッドシステムがもたらす圧倒的な燃費の良さと、大出力モーターによる上質で爽快な走りに加えて、五感に訴えかける新システムとして、『ホンダエスプラスシフト』を初搭載いたします。エンジン回転数に応じた迫力のあるサウンドで、ドライバーの高揚感をかき立てるとともに、 鋭いシフトヒーリングを実現。メーターとも連動し、車との一体感を増幅するホンダハイブリッドシステムならではの新しい制御です。 まるで、有段ギアを変則したかのようなドライブフィールを実現し、ドライバーに操る喜びを提供いたします。この機能は、次世代のHEVを搭載する全機種に順次展開する予定です」と伝えた。