南房総中ソフトテニス男子が県新人戦団体で優勝(千葉県)
「令和6年度第42回県中学校ソフトテニス新人大会」が、千葉市のフクダ電子ヒルスコートで行われた。安房支部代表で出場した南房総市の南房総中学校が、男子団体の部で優勝を果たした。関係者は「安房勢の県制覇は約30年ぶりだと思う。大変喜ばしい」と目を細めている。10月30日には、出場選手らが石井裕市長に優勝を報告した。 男子団体の部には、各支部の予選を勝ち抜いた33チームが参加。1チーム3ペアによる団体戦で、2試合先取のトーナメント戦を争った。 南房総中は、初戦の周南中(君津市)、松葉中(柏市)、草野中(千葉市)を相手に順当に勝ち上がり、準決勝では多古中(香取郡)に2―0で勝利。決勝では、村上東中(八千代市)と対戦し、2―0で勝利を収めた。 キャプテンの髙橋春希選手(2年)は「大会当日は、いつもどおりにプレーすることを意識した。チーム全員の調子も良かったし、組み合わせにも恵まれていたと思う。冬の練習も頑張って、春に控える県大会でも優勝したい」と意気込みを語った。 選手から優勝の報告を受けた石井市長は「県制覇という素晴らしい結果を誇りに思う。これからは県内の中学校やチームから目標とされる立場になる。これからの大会でも上位入賞を目指して頑張ってほしい」とたたえた。 この他、同校から男子個人に出場した菅原悠一朗選手、立川武尊選手のペアが5位入賞を果たした。 優勝した男子団体メンバーは次のとおり。=敬称略 菅原悠一朗、髙橋春希、山口伊吹、植木結翔、立川武尊、波々壁寿伊、石井柚希、前田彬成