<柳楽優弥>「ライオンの隠れ家」で共演、坂東龍汰の印象明かす 「俳優としても日に日に好きに」 撮影現場で多くの学び
俳優の柳楽優弥さんが主演を務める連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時)が、10月11日にスタートする。柳楽さん演じる小森洸人(こもり・ひろと)と、坂東龍汰さん演じる自閉スペクトラム症の弟・美路人(みちと)が、「ライオン」と名乗る謎の少年(佐藤大空君)と出会い、ある事件に巻き込まれるヒューマンサスペンス。今作への意気込みや坂東さんの印象について、柳楽さんに聞いた。 【写真特集】舞台あいさつに登場した柳楽優弥&坂東龍汰 キュートな佐藤大空も
◇
ドラマは完全オリジナル。脚本は「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)や「おっさんずラブ」シリーズ(テレビ朝日系)を手掛けた徳尾浩司さんと、今作が連続ドラマデビューとなる一戸慶乃さんが共同で担当する。
--撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか。
クランクイン前は少しドキドキしていたのですが、クランクインをしてみたらストーリーに集中できる環境が整っていて、学ぶことがたくさんある現場です。また、坂東(龍汰)さんと(佐藤)大空くんとの3人のキャラクターの関係性も、監督と丁寧に話し合えていますし、ちゃんとエンターテインメントにもなっています。第三者の俯瞰(ふかん)した目も意識しながら、関係性を築きあげられています。
--坂東さんと共演してみて、どんな人柄だと感じていますか。
明るくフレンドリーですし、色気がありますよね。人柄もとても魅力的だなと思いますが、俳優としても日に日に好きになっていきますし、共演できて本当によかったと思います。こういう弟がいたらいいなと思いますし、坂東くんとの兄弟関係は何の違和感もないです。自然に兄弟という関係になれている気がするので、それはやっぱり良かったなと思います。
--坂東さんは今回、自閉スペクトラム症の若者、という役をやっています。坂東さんの取り組みをどのように感じていますか。
自閉スペクトラム症の方たちと事前にコミュニケーションを取ったり、勉強をしたりしたと聞きました。この作品に向けて、監督やプロデューサーさんと研究されているんだなと思います。兄弟愛や絆を描くストーリーにはいい作品が多く、僕もこの作品をとてもいいものにしたいと思いますし、1人1人の取り組み方が、いい連鎖になったらと思います。いいエネルギーをしっかりキャッチして、現場で発揮したいと思います。