定年した夫が毎日のように友人と出かけて出費が「月5万円」も増えた!年金「20万円」で生活しているのでギリギリなのですが…パートに出たほうがよいのでしょうか?
年金20万円で生活がギリギリ……。パートに出た方がいい?
年金20万円で生活がギリギリ、それに加えて夫が毎日のように友人と出掛けて出費が増える場合は、パートに出て不足分を賄う方法も検討できます。 平均的な消費支出は25万959円ですから、さらに5万円の出費が増えたとすれば毎月の生活費は30万959円です。年金収入が20万円の場合は、毎月パートで10万円ほど稼いで不足分を補えます。 自分だけがパートに出て10万円の収入を得ることは難しい場合もあるでしょう。その場合は、夫にもアルバイトなどをしてもらうことで増えた出費分である5万円ほどの収入が得られないか相談できるかもしれません。 労働による収入を得ることが難しい場合は、友人と出掛ける頻度をおさえて、出費をコントロールすることも提案できます。
交際費で生活費が5万円増えると年金20万円での生活は難しい可能性もある
定年後に夫婦でかかる一般的な生活費は25万959円です。年金20万円では5万959円の不足が生じていて、これに交際費が5万円増えると、不足額は10万円を超えてしまいます。 なお、一般的な交際費は2万4230円で、教養娯楽にかかる出費も2万4690円です。夫が毎日のように友人と出掛けて5万円の出費が生じているとすれば、平均よりも多いことが分かります。 実際の家計収支は各家庭で異なりますが、不足額が多い場合はパートに出て収入を得ることを検討できます。夫にもアルバイトなどで収入を得たり、出掛ける頻度を減らして出費をコントロールしたりできないか相談するのもいいでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告〔家計収支編〕2023年(令和5年)平均結果の概要(19ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部