誰でも日本代表になれる!? ランナーズ編集部員の世界マスターズ出走レポ
レース前日には会場でアスリートビブス(ゼッケン)などを受け取り、翌日はM40(男子40~44歳)5000mに出走。気温17℃という日本とは比べものにならないような好条件でしたが、パリとイエテボリで遊び過ぎたのか思ったほど走れず、19分6秒とシーズンベストすら更新できませんでした……。それでも、日本代表のユニフォームを着て1995年に世界陸上が開催された「ウレヴィスタジアム」を走れたのは幸せな体験で、レース中は「このままレースが終わらなければいいのに」とも思いました(要は仕事をしたくないだけ?)。
こうして日本代表として出場した5000mの結果は全然でしたが、これでも出走した63人中46位。参加者の全員が速いわけではありません。レース後は同じ組を走ったランナーたちと記念撮影をしたりして世界大会らしい交流も楽しみました。スウェーデン開催ということでヨーロッパからの参加者が多かった印象ですが、レースを走っていると「ジャパン!!」と応援されたり、レース前に女性係員から「ジャパンのユニフォームはキュートね」と褒められたりして、貴重な体験ができました。なお、優勝は14分29秒44で、2008年北京オリンピック7位のJuan Luis BARRIOS NIEVESというメキシコの選手でした。 5000mの翌日には公園を2周するオープン10kmレースも開催されたため、そちらにも急きょエントリーして40分28秒で完走。2度目の日本代表気分を味わってから帰国の途に就きました。ちなみに日本代表ユニフォームは自腹での購入が必須で、上下で約16,000円です。それと、世界マスターズへの参加費は47,000円ほどでした(日本チームマネージャーの滞在費を分担して負担することになります)。
世界マスターズは2年に1度の開催で、次回(2026年)の開催地は韓国・テグです。パリオリンピックに刺激を受けた皆さん、次回はあなたも日本代表になってみませんか?