11月から左折時、一時停止します 弘南バス(青森県) 乗客の転倒事故防止
弘南バス(本社青森県弘前市)は11月1日から、路線バスなどが交差点で左折する際に一時停止する取り組みを行う。乗客の転倒事故などを防ぐのが狙い。 同社によると、路線バスや高速バス、貸し切りバスなど全263台が対象。車両の後方に「左折時一時停止します」と書かれたステッカーを貼り、後続車に知らせる。 これまでは左右確認後、最徐行で右左折していたが、交差点で曲がる際に乗客が転んだりいすから落ちたりすることがあったという。社内で検討を重ね、特に事故が多い左折時に一時停止することを決めた。 同社乗合部安全輸送課の野上優生課長は「東京などでは一時停止をしているバス会社が多いが、青森県内ではまだ少ない」と話した。