フィンレーがYOSHI-HASHIを撃破しグローバル王座V2に成功!パートナーの後藤を挑発「俺が子どもたちの前でお前を血だるまにしてみせよう」
フィンレー「俺は憎しみで溢れていて、いつも標的を探している」
新日本プロレスは9月29日(日)、兵庫県神戸ワールド記念ホールにて、「DESTRUCTION in KOBE」を開催した。 【動画】デビッド・フィンレーvsYOSHI-HASHI(試合ハイライト) 「DESTRUCTION in KOBE」 日時:2024年09月29日 (日) 14:30開場16:00開始 会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール 観衆:4,528人(満員) セミファイナルでは、IWGP GLOBALヘビー級王者デビッド・フィンレーがYOSHI-HASHIを相手に2度目の防衛戦を行い、熱戦が繰り広げられた。 YOSHI-HASHIは8月18日の両国国技館大会でフィンレーから直接フォール勝ちを収めたことで挑戦権を獲得。今回の神戸大会では、その勢いを持ち込み、タイトル奪取に挑んだ。 一方、フィンレーはその敗北に激怒し、挑戦者を迎え撃つ姿勢を見せた。両者はシリーズ中、激しい前哨戦を繰り広げ、ついにこの舞台で決着を迎えることとなった。 試合はフィンレーが自信を持って入場し、パートナーの外道を伴い、堂々とした態度を見せた。対するYOSHI-HASHIは、新たなコスチュームで登場し、パートナーの後藤洋央紀とともにリングイン。 序盤から両者は激しい攻防を展開したが、フィンレーは主導権を握るべく、序盤から強烈な攻撃を繰り出した。 フィンレーはYOSHI-HASHIをロープ際に追い詰め、挑発を交えたエルボー攻撃や、馬乗りになってのパンチを浴びせ、さらにリング外に放り出す場面も見られた。 一方でYOSHI-HASHIは持ち前の粘り強さを発揮し、何度もフィンレーの攻撃をかわし、反撃に転じた。特に場外戦では、フィンレーがパワーボムを狙う場面でYOSHI-HASHIがブレーンバスターで切り返すなど、緊張感あふれる攻防が続いた。 試合中盤、YOSHI-HASHIはトペ・コンヒーロやヘッドハンターといった空中技でフィンレーを追い詰めたものの、フィンレーもまた体力を駆使して反撃。 カナディアンハンマーで強烈な打撃を見舞うと、観客の声援にもかかわらず、YOSHI-HASHIはフィンレーのラフファイトに苦しむ展開となった。 終盤、YOSHI-HASHIはバタフライロックを狙うも、フィンレーはロープに逃れる巧みさを見せた。 その後も両者は打撃の応酬を繰り広げ、フィンレーはターンバックルパワーボムを狙うが、YOSHI-HASHIがフランケンシュタイナーで切り返すなど、最後まで互いに譲らない攻防が続いた。 最終的に、フィンレーはフィニッシャー「オーバーキル」を決め、YOSHI-HASHIを仕留めて2度目の防衛に成功。この試合を通じて、フィンレーは王者としての実力を改めて証明した。 試合後、フィンレーはリング上で挑発的な態度を崩さず、YOSHI-HASHIのパートナーである後藤に対しても手招きを見せた。 これに応じた後藤がフィンレーをにらみつけると、フィンレーはベルトを高々と掲げ、後藤に対してアピールしてからリングを去った。 神戸大会での激闘は、今後のIWGP GLOBALヘビー級戦線の行方を占う重要な試合となり、フィンレーの次なる挑戦者として後藤が名乗りを上げる可能性が高まった。 <試合結果> ▼セミファイナル(第8試合) 60分1本勝負 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 <第3代チャンピオン> デビッド・フィンレー 〇 vs <チャレンジャー> YOSHI-HASHI × 21分38秒 オーバーキル→体固め ※フィンレーが2度目の防衛に成功 <写真提供:新日本プロレス>