■試合後バックステージコメント

試合後バックステージの王者フィンレー

フィンレー「おぉ、見ろ、美しいサッポロビールを。（外道に対して王座を渡しながら）これを少しの間持っていてくれないか？汗だくで、この白く綺麗なベルトを汚したくない。さて、宣言通り、YOSHI-HASHIを破壊してやったぞ。リングの中で、リングも使って。コーベの観客の想い……YOSHI-HASHIへの希望……綺麗な物語のような結末への希望は感じていた。だが、そんな想いは俺をさらに駆り立てるだけ。俺をより強くするだけ。俺は憎しみが力となる、分かるか？もしこの業界で何かを成し遂げないのであれば、憎しみを活力源にすることだ。 YOSHI、期待通り、お前は最後まで諦めない戦士だった。そんなお前に重要な教訓を教えよう。どれだけ願ってもいい。でもお前がSAVAGE KINGに勝つことは出来ない。THE REBELに勝つことは出来ない。BOSS DOGに勝つことは出来ない。お前も、この会社の誰も……もちろんゴトウ、お前もだ。『G1』でお前に負けたこと……ブロックは制覇したけれど、忘れてないぜだからこうしよう。対戦がいつになったとしても、お前は子どもたちを連れてこい。そして俺が子どもたちの前でお前を血だるまにしてみせよう。俺は憎しみで溢れていて、いつも標的を探している。外道、行くぞ！」。 YOSHI-HASHI「クソッ！　今日こそ絶対に（ベルト）獲れると思ったけど……途中、俺の中で絶対にイケると思ったけど……まあ素直にアイツのほうがウワテだったってことだよ。俺は今日ここ（神戸）に帰って来ただけだ。あの日、失態を犯したけど、でも俺はちゃんと今日帰ってきた。この俺の人生、俺のこのストーリー、これで終わってねえから。今日の負けも次に繋がる布石だ。いいか？ここで終わってねえぞ。」 ＜写真提供：新日本プロレス＞