FIBA公式“五輪で注目の若手”に日本代表のジェイコブス晶…怪物ウェンビー、大型PGギディーらと並んで紹介
7月14日、国際バスケットボール連盟(FIBA)が公式サイトにて「パリ2024オリンピック」に出場する21歳以下のベストプレーヤー7名を紹介し、日本代表のジェイコブス晶(ハワイ大学)も名を連ねた。 今回の特集では、NBA新人王にも輝いた224センチの身長を誇るビクター・ウェンバンヤマ(フランス代表/サンアントニオ・スパーズ)や、大型ガードのジョシュ・ギディー(オーストラリア代表/シカゴ・ブルズ)ら、トッププロで活躍するスターたちが並ぶなか、日本代表の最年少20歳の有望株も食い込んだ。 神奈川県出身で今年4月に20歳の誕生日を迎えたジェイコブスは、203センチ101キロのスモールフォワード。2021年1月に横浜ビー・コルセアーズのU18ユースチームに加入すると、同年9月にはトップチームと特別指定選手契約を締結。当時B1リーグ史上最年少(17歳7カ月0日)でBリーグデビューを果たした。その後、NBAグローバルアカデミーを経て、NCAAディビジョン1のハワイ大学に進学。昨シーズンは26試合に出場し、1試合平均約7分のプレータイムで2.6得点の成績だった。 その後の日本代表活動では、今年5月のディベロップメントキャンプから合宿に参加し、第2次強化合宿、第3次強化合宿と、熾烈な競争で生き残り、パリ五輪の最終候補メンバーに。最後のアピールチャンスだった7月7日の「SoftBank CUP 2024(東京大会)」韓国代表戦では23分22秒のプレータイムを得て、要所での3ポイントを含む8得点7リバウンド1アシストと存在感を発揮し、チーム最年少でパリへの切符をつかんだ。 今回、FIBA公式サイトは、1試合平均17得点をマークした『FIBA U19バスケットボールワールドカップ2023』での活躍に触れ、「年々成長を続け、最終的にはU19ワールドカップで見せたような素晴らしいパフォーマンスを発揮することを目指している」と、さらなる飛躍に期待。 また、「20歳で迎える初めてのオリンピックは、NBAで活躍する八村塁や渡邊雄太から、特に現代のフォワードとしてのすべてを学ぶ絶好のチャンス」と、世界最高峰の舞台で活躍してきたチームメートと過ごす時間が貴重な財産となることにも触れた。 今回の特集で紹介された選手の一覧は以下のとおり。