寺地拳四朗 2階級制覇へ手応え「勝てる自信上がってきている」 都内で公開練習
「ボクシング・WBC世界フライ級王座決定戦」(10月13日、有明アリーナ) 2階級制覇を目指す寺地が27日、都内で公開練習を行った。1月にWBA・WBC統一世界ライトフライ級王座を防衛後、フライ級に転向。「(減量の)プレッシャーは大きかったので気持ちは楽になった」といい、「スパーリングはすごく良くなっている。勝てる自信は上がってきている」と新しい階級への手応えは十分だ。前回の試合から9カ月間隔があいたことで、ディフェンスなど課題の強化や修正に時間も割けたという。 相手については「足を止めて打ち合いたい選手だと思うので、そこは気をつけて、入りすぎないようにしたい。打ったら動くみたいな」と対策を明かし、「KOは結果できたらというぐらいで。キレイに当たれば倒れてくれるかなと」との考え方を口にした。 フライ級では「4団体は成し遂げたい」と意欲的な一方で、「スーパーフライ級もいけると思う」と3階級制覇も視野。現在32歳だが、現役生活は「35(歳まで)いったらいい方じゃないか」と考えており、「タイミングもあるが、ベルトは増やしていきたい」と話していた。