櫻坂46、ファンと絆を確かめ合った4周年ライブ 一期生・小池美波は感極まり涙「すごく幸せ」
2日間で7万2000人を動員
アイドルグループ・櫻坂46が24日、千葉県のZOZOマリンスタジアムで『櫻坂46 4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』を開催。ENCOUNT編集部は、メンバーたちが全身全霊のパフォーマンスでBuddies(=櫻坂46ファンの総称)の心を揺さぶった熱狂のライブをレポートする。 【写真】アニバーサリーライブ別カット&ライブ後の集合ショット 欅坂46から櫻坂46に改名し、1stシングル『Nobody’s fault』をリリースしたのが2020年12月9日。4周年アニバーサリーライブは昨年に続いて、ZOZOマリンスタジアムで開催となり、2日間で7万2000人を動員した(各日3万6000人)。 アニバーサリーライブ最終日は、オープニングから『ドローン旋回中』×『Anthem time』でメンバーが会場の各所を駆け回り、Buddiesもタオルを振り回し喜びを表現。初披露となった『嵐の前、世界の終わり』では会場が真っ赤なペンライトで染まり、山崎天が「騒げ!」とあおると8thシングル『何歳の頃に戻りたいのか?』、2ndシングル『BAN』とアグレッシブなナンバーで続け、初冬の寒さを吹き飛ばしてみせた。 MCで4歳の誕生日を迎えた喜びをかみしめると、『一瞬の馬』で光の中をしなやかに舞い、最新シングルから遠藤理子が初センターを務める三期生楽曲『本質的なこと』、山下瞳月のポエトリーリーディングから始まるウィンターソング『TOKYO SNOW』を初披露。会場の照明、ペンライトが白一色となり雪景色が広がった。 昨年、休業中だった一期生の小池美波は、初めてZOZOマリンスタジアムのステージに立ち、「去年客席から見ていた時、正直、櫻坂に戻れないと思っちゃって……」と話し出したが、感極まり涙。「メンバーもみなさんもすごく温かくて、いろいろ考えたんですけど、戻りたいなと改めて思いました。ここで4周年を迎えられたことも幸せですし、みなさんと会えることも、メンバーとステージに立てることも、すごく幸せだと思っています」と伝えた。 守屋麗奈のセンター曲『桜月』でライブが再開すると、腰の療養のために活動を一部休んでいる小田倉麗奈がユニット曲『標識』でパフォーマンスし、Buddiesが熱いコールで応える。続く、井上梨名・松田里奈の“ふたりな”による『On my way』、田村保乃・守屋・石森璃花・中嶋優月のラヴィット!な4人のユニット曲『今さらSuddenly』でもBuddiesを存分に魅了した。 センターステージのモニターに大きな月が映し出され『ブルームーンキス』で幻想的な世界に包み込んだかと思えば、ラップの歌詞が印象的な『思ったよりも寂しくない』で微笑みを送り、『最終の地下鉄に乗って』では優しい歌声を届ける。『Start over!』で後半戦に突入すると、センターステージのみが照らし出された『静寂の暴力』では、涙を流すメンバーも見られ、神々しさすら感じる圧巻のパフォーマンス。『承認欲求』、『自業自得』とシングルナンバーで畳みかけ、山下がセンターを務める10thシングル『I want tomorrow to come』で本編を締めくくると同時に夜空に花火が打ち上がった。 止まらない櫻坂46コールに応えメンバーが再びステージに上がると、万感の思いを込めた『Buddies』を3万6000人と大合唱。曲中に山崎は「みなさんのおかげで楽しく活動できていますが、その活動が誰かの支えになっていたらうれしいと思っています。Buddiesのみんなは私たちが頑張る源です! みんなのことが本当に大好きです!」と全力でメッセージを送った。 キャプテンの松田は、「過去も未来も今も私たちが誠心誠意向き合って、全力で届けてきた瞬間なので、櫻坂に対して感じてきたものがみなさんの心の中にすてきな思い出として残っていたらうれしいです。みなさんの期待に応えるのはもちろんなんですけど、これからは期待を超えて行きたいと思っています」と誓い、「私は櫻坂がある限りゴールはないと思うんです。まだまだ見たことない景色があると思うので、みなさんと一緒に見に行きたい。これからも一緒に歩んでください。5年目の櫻坂46もよろしくお願いします」とアピール。ラストナンバーの『櫻坂の詩』で桜ピンクのペンライトが会場を埋め尽くし、仲間たち、Buddiesとの絆を確かめ合ったアニバーサリーライブはフィナーレとなった。 ●2024年11月24日、櫻坂46『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』@ZOZOマリンスタジアムセットリスト M1 ドローン旋回中・Anthem time M2 嵐の前、世界の終わり M3 何歳の頃に戻りたいのか? M4 BAN M5 一瞬の馬 M6 本質的なこと M7 TOKYO SNOW M8 桜月 M9 標識 M10 On my way M11 今さらSuddenly M12 ブルームーンキス M13 思ったよりも寂しくない M14 最終の地下鉄に乗って M15 Start over! M16 静寂の暴力 M17 マンホールの蓋の上 M18 もう一曲 欲しいのかい? M19 承認欲求 M20 自業自得 M21 I want tomorrow to come EN1 Buddies EN2 櫻坂の詩 ※山崎天の「崎」は、たつさきが正式表記。
ENCOUNT編集部